社交ダンスでスタンダードのホールドの作り方



スタンダードは「ホールドが命」って言われてます。

綺麗なホールドには憧れちゃいますよね。

 

ホールドは基本的には男性が作るもので「枠」を作ります。

女性が踊るための枠ですね。

 

ホールドの作り方を徹底的に解析していきます。

 

まずはホールドが綺麗に見えるための

チェックポイントです。

1・左右の肘の高さが同じである

2・左右の肘が体の前にある

3・腕に一定のテンションがある

4・肩が上がっていない

5・首がすっと伸びている

6・左手が相手の方を向いている

7・右手が包み込むような形になっている

 

それぞれ説明していきます。

1・左右の肘の高さが同じであること

やじろべえと同じように、左右の肘の高さが

同じなら良いバランスをとることができます。

 

相手に踊りやすいと言われるのは

バランスのいいダンスです。

 

バランスを保って踊る事ができれば、女性は

より伸びやかにしなやかに気持ちよく

踊る事ができます。

 

左右均等にストレッチされたホールドは

見た目にもきれいです。

 

特に右側のホールドは女子にとって重要で、

ある程度の張り、テンション(緊張感)がないと

ポジションが定まりにくくなります。

 

ポジションが定まらないと踊るたびにガタガタして

崩れやすくなってしまいます。

 

1人でホールドを練習をする際に気を付ける

ポイントは、鏡で確認することです。

 

鏡で前からチェックして、横からも

チェックしていきましょう。

 

スローモーションで踊っている動画がありますので、

ホールドの肘の部分を注目してみてください↓

2・左右の肘が体の前にあること

左右の肘は真横ではなく、体の少し前に置くようにします。

上から見るとこんな感じになればOK

男性の腕は体の真横ではなく、少し前に出ています。

 

人間の体の構造を見ると、腕は背中側についています。

そして、体には胸がある分だけ厚みがあります。

 

厚みがあるから、真横にバシッとホールドを

作ってしまった場合、女性と組むことができなくなります。

 

組むことができたとしても、女性がかなり腕を

前に曲げなければならず、まともに

踊れる状態ではなくなってしまいます。

 

少し体の前に出すことで、女性の立つ場所、

居場所ができます。

 

写真を見るとわかりますが、女性も男性も

腕が体の前にありますよね。

 

3・腕に一定のテンションがあること

上手な人のホールドを触らせてもらうとわかりますが、

腕には一定のテンション(緊張感)が入っています。

 

テンションは例えるなら形状記憶されたバネです。

ちょっとわかりづらいですか?

 

上から押されても、抵抗力があります。

でも、一定以上の力がかかると下がりますが、

また元の位置に戻ります。

 

これは固めているのではなく、

左右にストレッチしているんです。

 

左腕の肘から右足のつま先まで

斜めにストレッチしてください。

 

ストレッチされた左腕に、テンションが入るのが

感じられるはずです。

 

同様に右腕の肘から左足のつま先まで斜めに

ストレッチしましょう。

今度は右腕にテンションが入ります。

 

体をたすき掛けに使って

ストレッチしているんです。

 

ガチガチに固めてはいけません。

固めてしまうと、大きく動くことが出来ません。

詰まった踊りになってしまいます。

 

ストレッチし続けて踊りましょう。

何度もトライして感覚を掴んでください。

 

4・肩が上がっていないこと

肩が上がっているときは、肩の筋肉だけで

ホールドを作っている状態です。

 

本来は背中(肩甲骨の下の部分)の筋肉を使って

ホールドを作ります。

 

背中の筋肉は大きくて太いので、しっかりと

使うことができれば安定した力強いホールドを

作ることが可能になります。

 

自分の肩を上から触ってみてください。

腕と繋がっている関節部分があります。

ホールドを作った時に、その関節部分が

軽くへこむ感じができれば、肩は上がらなくなります。

 

まずは背中からホールドを作るイメージを

持ってみましょう。

5・首がすっと伸びていること

首が伸びているときは肩が下がり、体の

縦のトーンがしっかりとできます。

 

初心者の場合、ホールドを作って腕を上げると、

首が縮んでしまいがちです。

 

首が縮むと体のトーンが弱くなるので、

ダイナミックに踊る事が出来ません。

 

エレベーターをイメージしてみてください。

 

乗っている部分と、おもりの部分がつながっていて、

どちらかが上がると、他方は下がります。

 

自分の身体に3つの軸があるとイメージします。

1つ目・・・体の中心軸で背骨・頭があるところ

2つ目・・・体の右側の軸で、右足、右腰、右肩があるところ

3つ目・・・体の左側の軸で、左足、左腰、左肩があるところ

 

エレベーターをイメージして1つ目の軸(体の中心軸)を

上に引き上げてみましょう。

 

その時、同時に2つ目、3つ目の左右の軸は床の方へ

下げるようにします。

 

この感覚は両手に重い物を持つとわかりやすいです。

例えば、荷物が一杯に入った買い物袋を両手に持ってみます。

 

この時点で2つ目、3つ目の軸は床の方へ下げられているので

あとは1つ目の軸を上に引き上げればOKです。

 

体の中に上に伸びあがる部分と、床に押し下げる部分の

感覚ができた時、あなたの首はスッと伸びているはずです。

6・左手は相手の方を向いている

左手(左グリップ)の向きは相手の方です。

イメージして欲しいのは水戸黄門です(笑)

例えが古くてすみません^^;

 

クライマックスシーンで助さん格さんが

印籠(いんろう)を出しますよね?

「この紋所が目に入らぬか!」と言って相手に

見せつけます。

 

この時の印籠の持ち方が正しい左手の向きです。

左手に印籠を持って相手に見せつけてください。

 

・・・と言っても持ち合わせがないと思うので、

小さな箱でも、タバコの箱でもなんでもいいです。

 

左手に握って目の前の相手に見せつけます。

その時の手首の角度を覚えておいてください。

 

これが女子が一番快適に組める角度になります。

初心者の男性は左グリップが前に倒れたり、

右倒れたりしちゃうのですが、そうすると女子の

右手が窮屈になってしまうので気をつけましょう。

7・右手が包み込むような形になっている

右手の形はとても重要です。

優しく包み込むような形にします。

 

イメージとしては、右手で肉まんを

上からそっと包み込むような感覚が一番近いです。

 

指を伸ばし切ってしまうのはNGです。

女性にすると「弾かれたような」感覚になり、

居心地が悪いからです。

 

丸みを帯びた形にし、女性の肩甲骨の上の方に

置きます。

 

熟練したダンサーは右手を使って

女性をリードすることがあります。

右手を巧みに動かして女性に次の運動を促しているんですね。

 

優しく女性を包み込むようにホールドしましょう。

女性が快適に踊れる環境を作ることができます。

ホールドを作る際のちょっとしたコツ

頭の中に入れておくとよいのが、

「女性は常に自分の前にいる」ということです。

 

スクエアポジションでもプロムナードポジションでも

セイムフットポジションでも同じ。

女性が男性の横とか、後ろに行くことはないです。

 

向きや、立ち方が変わっても必ず男性の前にいます。

そのためには男性のホールドは両手を真横よりも、

少し前に出すことが重要です。

 

スクエアポジションなら、女性を前に置いておくことは

簡単だけど、厄介なのがプロムナードポジションの時。

 

プロムナードポジションの時に、男性の体が開いて

しまうと(進行方向に向きすぎると)女性を自分の前に

置いておけなくなります。

 

いわゆる、右肩が抜けて上がっちゃって、左手が

猫の手みたいに前に倒れた形になっちゃいます。

 

こうなると、見た目が悪い上に、女性の居場所がなく、

立ちづらいんですよね。

 

なので、

意識としては「男性にはプロムナードポジションは無い」

と思ってるくらいでちょうどいいね。

プロムナードポジションがないってことは、ずーっと

スクエアポジションで踊るってこと。

 

プロムナードポジションになるのは女性。

男性はそう仕掛けるだけで、自分はなりません。

 

そうすると、ホールドの形が変わらず、女性をずーっと

自分の前に置いておくことが出来ます。

つまり、綺麗なまま踊ることが出来ます。

 

特に気をつけなければならないのはオープンインピタス

などの右回転からプロムナードポジションになる時。

男性は、女性をプロムナードポジションに

リードしようとして右手を後ろに引きやすい。

 

右手を引きすぎてしまうと、女性は立てなくなっちゃうし、

男性も右肩が抜けた形になるよ。

 

そういう時は、逆に右手を動かさないで体を回す気持ちで

踊ればちょうどよくなります。

 

かなり違和感があると思うけど、その違和感がポイントです。
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2 Responses to “社交ダンスでスタンダードのホールドの作り方”

  1. パピちゃん より:

    本当にプロムナードポジション苦手
    です。他の部分も沢山あります。
    もっともっと練習しなきゃいけないです。

    • 前掛け より:

      パピちゃんさん、こんにちは!

      プロムナードポジションは難しいですね~。
      頑張って素敵なダンサー目指しましょう!

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