社交ダンスの練習で筋肉痛になるほどいいの?



猛練習した翌日。

朝起きたら、背中や太もも、ふくらはぎが筋肉痛。

競技選手はここに喜びを感じます。

 

「おほぉ、ここも筋肉痛になってるぜ・・

昨日はいい練習したなぁ。ははは・・」

 

もちろん、僕もその一人。

コーチャーにしごかれて体がバラバラになって

翌日、歩くのもしんどい状態に快感を感じていた

ドMです。

 

だって”やった感じ”がするじゃないですか。

激しい筋肉痛=猛練習の証、みたいな。

 

そうなると、自分の練習でも筋肉痛になることを

求めるようになる。

 

「もっとやろう」

「もっと伸ばそう」

「もっと曲げよう」

「もっと動こう」

でも、この考えは非常に危険だよ。

 

だって、ダンスってそういうものじゃないからね。

男性と女性が音楽に合わせて踊るものだから。

筋肉対決じゃない。

 

でも、競技に出ているとやっぱり、

「隣のアイツより動いて目立つ!」

っていう運動量的な思考になりがち。

 

あながち間違ってはいないんだけど、

そればっかりになると、ただの運動になっちゃう。

そこに表現とか、感情を乗せていかないといけない。

 

もっと音楽を聞いて、相手を感じて、床を感じて。

筋肉痛になるくらい体を使うにも、根拠が必要です。

やみくもに動かしても、見ている人を

感動させることはできないよ。

 
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2 Responses to “社交ダンスの練習で筋肉痛になるほどいいの?”

  1. yuyu より:

    前掛け先生こんにちは。

    私も、ガンガン動いて筋肉痛を求めるタイプ。なので、先生からは、一人で踊ってますよって注意されます・・・必死に動いてるだけみたいな・・・

    もっと、相手を感じて音楽大事に聞いて、床と友達になって、踊っていきたいと思います。

    • 前掛け より:

      yuyuさん、こんにちは!

      確かに筋肉痛って気持ちいいんですよね(笑)
      でも、相手や音楽を感じて踊ることも気持ちがいいんですよ。
      頑張りましょうね~

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