スタンダードとラテンのホールドの違い



スタンダードのホールドで女子の左手は、

男子の右腕に乗せますよね。

左手の親指と中指で男性の右腕の

上腕二頭筋を挟むような感じです。

 

接触してるのは、指、手のひら、手首で、

それ以外の部分は男性の腕には接触していません。

接触部分が少ないんですね。

 

ラテンの場合は、ちょっと変わってきます。

女子左手は男性の肩におき、腕は男性の腕に沿わせます。

このとき、男性の腕と女性の腕に隙間を無くします。

隙間がない方がコネクションがよく伝わるんですね。

 

たとえば、オープニングアウトライト&レフトとか、

コンティニュアスヒップツイストの時に、女子の左腕は

男性の右腕に乗せるんだけど、隙間なく乗せてほしいのね。

ちょっとこの動画を見てみて。

0:30秒くらいに踊ってるオープニングアウトで、

女子の腕は男性の腕に絡んでいて、隙間がないでしょ?

その後、0:55秒からのスイブル、サーキュラーヒップツイスト

も同じように女子の左手は男性の右腕にぴたーっとついてる。

 

見た目にはちょっとわからないけど、この時の

お互いの腕にはちゃんとコネクションがあるんだよ。

空っぽじゃない。

 

しっかりホールドすると安定感も増すし、

リードもしやすいし、体も使いやすいんだよね。

 

スタンダードをメインに長くやってると

このポジションになったとき、女子は無意識に

スタンダードと同じホールドになっちゃう。

左手の指で男性の腕を挟んじゃうんだね。

 

それでも踊れないことはないんだけど、

ラテンダンサーからするとちょっと違和感があるかな。

 

思い切って男性の肩甲骨を触りに行くぐらいの気持ちで

ちょうどいい場所に手が来るよ。
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