先生、アルゼンチンって言って!



昨日、生徒さんとタンゴの

ルーティンを踊ってた。

 

フォーラウェーウイスクをして、スピンして

チェイスしてスピンしてロンデをする。

 

タンゴのロンデはワルツやスローと違って、

シャープに表現する必要がある。

 

右足の膝から下を上に振り上げるようにし、

左足の後ろに下ろす。

 

回すというよりも、蹴り上げて下ろす感じ。

 

この方法を説明すると、

「アルゼンチンタンゴみたいなんですね」

って言われた。

 

アルゼンチンタンゴにこういうステップが

あるのかどうかはわからないけど、

彼女の中ではそのイメージなんだって。

 

だけど、続けて踊ってるとどうしても

ロンデがワルツっぽくなっちゃう。

何回踊ってもそこでつまずく。

 

そしたら彼女、

「先生、ここでアルゼンチンって言って!」

なんてことを言い出した。

 

「ロンデ」って言われると反射的に

ワルツのロンデをしてしまうらしい。

 

・・・ちょっと困ったぞ。

タンゴはテンポが速いから、1拍の間に

「アルゼンチン」を言い切るのは難しい。

 

アルゼぐらいまで言ったところで

次のビートに入っちゃう。

 

相当なスピードで言う必要がある。

でもアルゼンチンって言いづらい。

 

ロンデなら一息に言えるけど、アルゼンチンは

早く言ったら舌を噛みそうだ。

 

舌を噛んだら痛いからそれだけは避けたい。

う~ん。

 

迷った結果、イメージの音で「シュッ!」

ということにした。

 

彼女も納得してくれたよ。

音のイメージも大事です。

足を素早く動かすことができそうな音だよね。
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2 Responses to “先生、アルゼンチンって言って!”

  1. junjun より:

    あるあるです~~~
    私もよく先生に「〇〇言って!」と言います。
    私的にテンポの切り替えが必要な要所要所なので、その生徒さんと同じかもしれませんね。
    流れてしまうとうまくいかない所で切替のきっかけが欲しいのかもしれません。

    • 前掛け より:

      junjunさん、こんにちは。

      社交ダンスあるあるなんですね。
      頑張って言うようにします^^

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