バタバタして見えるってどういうこと



「バタバタして見えるって言われるんですけど」

たまにこういう話を聞きます。

 

理由はなんでしょうか?

それは「片足に乗っている時間が短い」です。

 

体が先に先に流れて行って、足から外れていき、

音楽よりも早く動いてしまう。

 

もしくは、音楽に遅れていると感じて早足になって、

ボディを使わずに足だけで動いてしまう。

こういう状態をバタバタして見えるって言います。

 

踊っている本人自身も余裕を感じられずに、

曲に合わせるのに必死なはず。

 

片足に乗っている時間を長くしましょう。

 

例えば、ルンバのクカラチャをするとします。

横にステップするのはカウントの2です。

 

2の頭でステップするので、

足は直前の41まで閉じています。

 

そして、カウントの2でシュッと振り出す。

 

本当にしっかりと音楽を聴いて、

ぎりっぎりまで音楽を使う。

 

41のさらに先まで使う。

41&aくらいまでの意識でちょうどいいくらい。

 

そうすると、カウントがものすごく長く感じられるんだよね。

実際にはいつもよりもほんの0.1ー0.2秒だけなんだけど、

その長さを感じることができる。

 

「同じ一拍なのに、こんなに長いの?」ってびっくりするよ。

 

片足に長く乗るって本当に長く乗ってるんだよね。

そうすればゆったりしたダンスになって

バタバタしなくなってくるよ。
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5 Responses to “バタバタして見えるってどういうこと”

  1. うさぎ好き より:

    はじめまして。
    いつも 先生のブログを楽しみにしております。
    自分の場合、ルンバを踊るとバタバタではなく、まるで静止画のように見えます。
    流れが全くないのが悩みです。
    ボディの動きが無いから・・と思ってウォークとクカラチャを練習していますが、効果が上がらず途方に暮れています。

    • 前掛け より:

      うさぎ好きさん、こんにちは!

      いつもブログを読んでいただきありがとうございます。

      ボディの動きよりもボディの移動を意識してみるといいと思います。

      多分ですが、片足に乗った時の乗り方が足りないです。
      後ろ足が完全にめくれて見えるほど前足に体重を乗せましょう。
      回転でもスイブルでも、完全に乗ってから使うと、
      動きの”幅”が出てきます。

      それが動きの流れになってきます。
      頑張ってくださいね。

      • うさぎ好き より:

        アドバイスありがとうございます。
        さっそく、ボディの移動を意識してみます。
        いつか流れるダンスを踊れるようになりたいです。

  2. あんちん より:

    きちんと習ったことのないラテンは、
    人から聞くこと全てが私の「肥やし」(笑)なのです。

    バタバタしない踊り方、とっても参考になりました。
    自分では大分慣れて1でのれてる方だと思い込んでましたが、うーん、もう一段踏ん張らねばと思った次第です。ありがとうございます。

    • 前掛け より:

      あんちんさん、こんにちは!

      参考になって何よりです。
      音楽に合ってる、今音楽にジャストに
      合ってるな~と感じられると、ダンスにも余裕が
      見えてきて、バタバタしなくなってきますね。

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