上手くリードが出来ない時はセルフサービスで



リードって難しいよね。

”伝える”ことの難しさは日々感じます。

 

長年組んでいるカップルでさえも、思うように気持ちが

伝わらないこともあります。

 

「アレ取って」

「あ、コレ?」

「違う、そっち」

「これ?」

「だから違うって~」

みたいな。

 

以前、東京でスタンダードのレッスンを受けていた時、

パートナーが女性のコーチャーに質問しました。

 

「ここ、男性のリードがわからないんですけど」

 

そこはワルツで女子がヒンジ(ピクチャーポーズの1つです)

をしてからアウトサイドスイブルを3回する部分。

 

リードをしようとするとホールドを動かし過ぎちゃって

逆に女性のバランスを崩してしまう。

 

かといって、ホールドを動かさないようにするとどこで

リードをすればいいのかわかんない。

 

ボディを動かすのか?念力か?変なことをすると

怒られそうだから練習では当たり障りのないように、

微妙にごまかしつつ踊っていたんだよね。

 

それで気になっていたパートナーが

思い切って質問したわけです。

で、返ってきた答えは。

 

「リードなんてこないよ。自分で踊りなさい!」

 

おお!まさにセルフサービス!

これでパートナーは何か吹っ切れたみたいです。

今までモヤモヤしていた部分がスッキリした感じ。

 

踊りが突然いきいきとし始めました。

実際、女性がセルフサービスで踊ってくれると

男性はすっごい楽なんですよ。

 

あ~いいね~何もしなくていい~ついていくよ~(笑)

 

ダンスは男性と女性が50:50で踊らなければならない

わけだから、お互いに自立して音楽を聞いて踊る。

 

リードをいつまでも待っていても来ないなら、

自分から積極的に踊っちゃいましょう。
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