パソドブレで雰囲気を出すコツ



男性が唯一主役になれるラテンダンスが

パソドブレと言われています。

 

闘牛士を演じるダンス。

でも、あの雰囲気を出すのは難しい。

 

闘牛をモチーフにした踊りだけど、

リアルで見たことある?

 

スペインに旅行に行ったり住んでいたことがある人なら

見たことあると思うけど、それ以外の人はまずない。

もちろん、僕もない。映画やYouTubeで見る程度。

でも、十分に雰囲気は伝わります。

 

僕が初めて闘牛の動画を見て思ったことは、

「以外と闘牛士はゆっくり動くんだな」ってこと。

もっとシュッとかサッとか早く動くのかと思って居たけど、

そうじゃなかった。

 

しっかりと相手(闘牛)を見据えていて、

ひらりとかわすのは一瞬だけ。

そこに生きるか死ぬかの緊張感があるんでしょうね。

 

パソドブレの雰囲気を作り出すのは緊張感です。

ピーンと張り詰めた切れる寸前の糸のような緊張感。

それがパソらしさを醸し出すのです。

 

競技会で選手がパソドブレを踊る直前の様子を

観察して見てください。

ものすごい緊張感があります。

 

その緊張感を出すには、集中力が必要です。

ではその集中力をどうやって表現するのか?

 

それは動かないことです。

「動かない?」

そう動かない。正確には動かさない。

 

人間の体は常にどこか動いています。

動かさないようにするにはものすごい集中力が必要。

 

例えば、いま、体の動きを止めてみてください。

全部止めるんですよ。といっても、心臓とか

呼吸とかは無理だからやめといてね。

 

さぁ、できました?

手の指先とか動いてない?瞬きとかしてない?

眼球の位置は定まってる?

 

まずは、出だしのポーズでこのような動かない形を

しっかり作ることが大事です。

 

指先だけもちゃもちゃ動かしたりしないでね。

微動だにしないポーズがパソドブレの緊張感を生み出します。

※パソドブレに関する記事はこちらにまとめています。
パソドブレに関する記事一覧まとめ
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2 Responses to “パソドブレで雰囲気を出すコツ”

  1. kubo より:

    こんにちは、パソドブレは 大好きです
    背筋を伸ばし、動かないで立ってみます。
    4日BSスカパーJスポーツ4チャンネル20時30分より無料放送でダンス番組があるみたいです。埼玉の番組みたいです。

    • 前掛け より:

      kuboさん、こんにちは!

      パソドブレはかっこいいですよね。
      ぜひトライしてみてください!

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