社交ダンスでは動きやすい状態がいい踊りとは限らない



社交ダンスの一つの側面が「美しさ」

せっかくダンスをするなら、ちょっとでも

美しく踊れた方がいいよね。

 

美しく見せるためには、

いろいろな努力が必要です。

 

例えば、背中が丸まっているよりは

伸ばしている方がいい。

下を向いているよりは顔が見えた方がいい。

足元もガニ股で動くよりは、

閉じていた方がいいし。

 

ただ、普段こういう事をしていない人が

やると、当然ちょっとキツク感じるわけです。

「動きにくいな~」って思うこともあります。

 

社交ダンスは二人が組んで踊る特性上、

”動かしていい部分”と”動かしちゃマズい部分”

があります。

 

お互いに自由に体を動かしているだけじゃうまく

噛み合わないから、一緒におどるために

守るべきルールが決まっているんだね。

 

動きづらく感じるのは今まで動かしていた部分が

実は”動かしちゃマズい部分”だったからだよ。

自分が動きづらくなったときって、不思議と

相手が踊りやすくなってたりするんだよね。

 

パートナーに「わぁ、おどりやす~い♪」

なんて言われると、ちょっと嬉しいような

悔しいような微妙な気分(笑)

 

つまり自由に動ける状態が

正解とは限らないってこと。

 

動きづらい状態の中で、最大限に体を使って

動けるようになってくるとかなりクオリティが

高いダンスになってきているってことだね。
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2 Responses to “社交ダンスでは動きやすい状態がいい踊りとは限らない”

  1. あずきっち より:

     こんにちは♪
     
     12月のSDに向けて、8月のホテルでのアマデモにクイックステップを選び、苦戦中です。  

     特に最後の見せ場のランで、まさに前掛け先生のお言葉を私の先生にも言われております。 

     第3の目と身体は与えながら、上半身はストレッチして頭は地球を斜めに見る???出来ない!!
     スピードが怖い‥こんな私、大丈夫でしょうか?

     

     

    • 前掛け より:

      あずきっちさん、こんにちは!

      最後の見せ場、頑張ればきっと良い見せ場に
      なると思います。

      スピードは何度も繰り返しているうちに慣れるから大丈夫。
      大丈夫~大丈夫~♪(笑)

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