競技選手とコーチャーの関係性について



現役時代の自分を振り返ってみると、

地に足がつかずフラフラしてた印象が強い。

 

あっちに行ってはこれを習い、

こっちに行ってはこれを習い、

やることがなかなか絞り切れなかった。

 

なぜだろう、と振り返ってみるとそこには

自分の性格に問題があったと思う。

 

それは「人を信じ切ることができなかった」という点。

人というのはコーチャーだけじゃなく、

自分のことも含む。

 

どうしてもこれだけは、ということを貫けなかったな。

だからいつも迷いながらで、深い霧の中を彷徨ってる

ような感じだった。

頭の中もすっきりせず、もやもやした感じが続いてた。

 

活躍するスポーツ選手には、必ず支えるコーチがいる。

例えば水泳の北島康介には平井コーチ。

一緒に喜んだり、落ち込んだりしてくれるコーチ。

彼らは強い絆で結ばれている。

 

僕もこんな関係性を築きたかった。

自分をすべてさらけ出せるような関係を作りたかった。

 

競技ダンスの場合は、コーチと選手の関係性が

他のスポーツに比べて浅いんじゃないかって思う。

 

選手はコーチに習いに行くけど、そんなに頻繁じゃない。

週に1回か2回。少なければ月に1回。

もしかしたら数か月に1回。

 

レッスンに来た時はしっかり教えるけど、

教えたことに対してのフォローは無い。

 

「はい、これ教えたからやっといてね」

で終わることがほとんど。

 

教えたことをしっかり理解しているのか、

練習しているのかということは完全に選手任せ。

 

「よっしゃ!これを習ったからガンガン行けるぜ!」

って自分たちだけで突き進むことができる人は

それでいい。

 

でも、それは少数の才能がある人達。

僕はこの方法よりも、もっと効率よく伸びて行く

やり方があるんじゃないかって思うんだよ。

選手をほったらかしにしないで、寄り道を少なくし、

練習の方向性をブラさないやり方が。

 

今、それについて考えていて、

実際に試験的にやってるんだよね。

その内容に関してはまた明日。
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