社交ダンスのプロムナードポジションを改めて分析



スタンダードのポジションを

大きく2つに分けると

・プロムナードポジション

・クローズドポジション

になります。

 

この記事ではプロムナードポジションについて

詳しく解説していきます。

 

スタンダードの場合、まず最初は男女ともに

向かい合って組みます。

立っている男性に対して女性が近づいていって

組むのが一般的だね。

 

この時に女性は男性の右ボディを目指して近づいていく。

男性もまた、女性が右ボディに対して近づいて

来れるように右ボディのトーンを意識しなければならない。

 

そして近づいた2人は

お互いの右ボディがコンタクトする。

これをクローズドポジションといいます。

 

対してプロムナードポジションとは、

男性の右ボディに女性の左ボディがコンタクトする。

そして、女性の反対側の右ボディと、男性の左ボディが

V字型に開いた形になる。

顔はお互いに同じ方向を向いている。

 

男性はクローズドポジションでもプロムナードポジション

でもコンタクトしているのは右ボディで変わらない。

対して女性は右ボディだったり左ボディだったりと

変化している。

 

つまりポジションを作るのは女性ということになるね。

仕掛けるのは男性だけど、結果的に形を作るのは女性です。

 

これがスタンダードのプロムナードポジション。

英語で書くと「Promenade position」頭文字を略して

「PP(ピーピー)」と言います。

こっちのほうが言いやすいからね。

 

プロムナードポジションっていうと3秒くらいかかるけど

PPなら0.5秒で言える。だからなんなんだ(笑)

 

実際にどんなステップを踊った時にPPになるのかというと

ワルツ

  • ウィスク
  • オーピンインピタス
  • オープンテレマーク

タンゴ

  • プログレッシブ・リンク
  • ファイブステップ
  • フォーステップ
  • アウトサイドスイブル

このステップを踊った時には必ずPPになる。

もちろん、他のステップ、種目にもあるよ。

 

で、スタンダードのPPは男性の右ボディと女性の左ボディが

コンタクトしてるんだけど、ラテンの場合は違う。

 

ラテンのプロムナードポジションは、

スタンダダードと同じ形をまず作って、そこから

30センチ位離れた形になる。

 

つまり、体の形は同じだけれどもボディは

コンタクトしないのです。

 

ラテンのPPはちょっとわかりづらいんだけど、

例えばルンバのニューヨークとか、

サンバのプロムナーランとか、

パソドブレのシックスティーンとか、

ジャイブのフォーラウェーロックとかいろいろあるよ。

 

知識として知っているのと知らないのとでは

ぜんぜん違うからね。

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