審査員の目線から見る競技会で勝つために抑えておくべきこととは



日曜日はBD級のクラス別競技会があり、

僕は審査員でした。

 

自分の中にある審査基準に

照らし合わせて審査させていただきました。

 

今まで自分が長年ダンスを踊ってきて、

習ってきたこと、やってきたこと。

 

教えていた競技選手カップルが、

優勝することができた経験。

 

それらから総合的に導き出されたもので、

「競技会で勝てる踊り方」というのが

自分の中で決まっている。

 

その審査基準にマッチしている選手に

「いいね!」とチェックを入れてます。

 

選手の踊りは競技会ごとに進化していくから、

チェックを入れる選手は毎回違ってくるね。

 

審査をしていてチェックを

入れやすいのは見やすいダンスだね。

 

見やすいダンスはとても拾いやすいし、

大抵いいクオリティのダンスになってる。

 

これはうまい、下手とか長年踊ってるとかは

関係なく、踊り手の気持ちでできることだよ。

 

「僕はこういうことをしてます!」

「私はこれをやってます!」

 

っていうのが伝わってくるダンスは

見やすくて審査がしやすいんだよ。

 

あれもこれもいろいろやって、結局何を

しているのか自分でもわからない状態は

良くないからね。

 

違う言い方をすると、

僕が「そこは何をしてるの?」って聞いたときに、

「〇〇をしてます!」ってすぐに

答えられるかどうかってこと。

 

「え~なんだろう・・・」って答えられないのは

そこに何も意志が存在してないってことで、

つまりは何もしていないことになる。

 

何もしてないっていうのは

言い過ぎかもしれないけど、

動いていても、そこに主張がなければ

審査をするのが・・・難しくなる。

 

シンプルなことでいいんだよ。

「こういうラインを作ろうとしてます」

でもいいし、

「力強く立とうとしてます」

でもいいし、

「滑らかなムーブメントを意識してます」

でもいいし、

「楽しんで踊ってます!」

でもいい。

 

そこに「こういうことをしている」という

意志があるかどうか?でダンスはガラッと

変わってくるよ。
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4 Responses to “審査員の目線から見る競技会で勝つために抑えておくべきこととは”

  1. 東京の読者SY より:

    毎日前掛けさんのブログを楽しみにしています。競技に出て9年目のB級選手です。とても参考になりありがとうございます。これからも有益なブログの発信をお願い申し上げます。

    • 前掛け より:

      東京の読者SYさん、こんにちは。

      毎日読んでいただきありがとうございます。
      競技会、いい成績目指して頑張ってくださいね。

  2. ぶた子 より:

    毎日楽しみに拝見しています。
    20代前半の頃に初心者コースに入ったものの仕事の都合で続けられず、40歳になってようやく再開出来ました。今回は個人レッスンなのですが今までの運動不足がたたってか、毎回汗だくになります。その事が先生に申し訳なくて仕方ないのですが、指導される側としてはどう思っていらっしゃるのでしょうか。一般論としてご意見伺えると嬉しいです。これからもブログ楽しみにしています!

    • 前掛け より:

      ぶた子さん、こんにちは。

      いつも読んでいただきありがとうございます。
      汗だくになるのは別に気にしませんよ。

      暑ければ先生も汗だくになることもありますし。
      気になるのであれば、途中で着替えてみてはどうでしょうか?

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