社交ダンスの競技会で勝てるのはぶれないダンス。



昨日はアマチュアダンス競技会。

無事に終わった。

 

うん。

競技会を見ているといつも新たな

発見があるね。

自分が出ていないからこその発見。

 

審査をしていると1位はすぐ決まる。

自分の中で「このダンスはいい!」っていう

カップルが必ずいるから。

 

1位が決まると2位も決めやすい。

もう一つ決めやすい順位は6位。

「う~ん・・・残念だけど今回は6位ね」

っていう人もすぐに決まる。

 

逆に3位、4位、5位はなかなか

決めづらいんだよね。

 

あまり差がないから、どのカップルでも

上位になれる可能性がある。

 

今回、僕は審査員じゃなかったけど

大体結果は予想通りだったよ。

 

僕が予想するのと審査員が1位をつけた

カップルはほぼ同じ。

 

ってことはそれだけ1位の選手に

圧倒的な力があるってことだね。

 

立ち方が強い。ぶれない。音楽に合ってる。

表現力が豊か。衣装やメイクにスキがない。

 

今回、1位と2位以下の選手の差で

「これは大きい差なんだけど本人たちは

気づいてないだろうな~」

と思ったのが「ぶれ」だよ。

 

優勝する選手はしっかりと立っているから

ぶれないんだよね。

 

負けてしまった選手は体は良く動いて

いるんだけど、頭がぶれる。

 

「ぶれる」「ぶれない」って意味わかる?

ちょっとこの人たちの動画を見てみて。

 

WDSFラテンチャンピオンのガブリエル組。

男性の頭部の動きだけを注目すると、

常に一定の位置に収まっていて、グラグラしたり、

傾いたりしてないよね。

特に出だしのステップ。

 

身体は激しく動かしても頭はとても静か。

目線も一点に定まってる。

こういうダンスが「ぶれないダンス」だよ。

 

ぶれないようになるためには

ただ踊り込むだけじゃダメ。

 

基本の立ち方を学んで頭の正しい位置を

身に付けることが必要。

 

ぶれないで踊れる人は競技会にフロアで

見ると、ずば抜けて目立って見えるんだよね。

 

たくさん身体を動かす人だけが

目立つわけじゃないんだよ。

 

自分のダンスを客観的にチェックして、

ぶれをなくしていこう。
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