社交ダンスで逆LODに入る、踊ることの意味



「逆LODには入らないように!」

学生の頃こう習いました。

 

最初はLODの意味がわからなかったから、

当然逆LODの意味もわからない。

 

LODとは「ライン・オブ・ダンス」の略語。

意味は「踊っていく方向のこと

社交ダンスではフロア上に交通ルールがあります。

 

このルールはお互いに衝突しないで

スムーズに踊っていくためのもの。

 

それは

フロアは左回りに進んでいく

というルールです。

 

LOD

 

このルールを破って右回りに踊ってしまうことを

逆LODに入ると言います。

 

逆LOD

 

もし、逆LODに踊っていくとどうなるかといえば・・・・

001[1]「ドーン!」

LODに沿って踊ってきている人と衝突しちゃいますね。

 

なので、競技会の時には事前にフロアの大きさを考えて、

LODを上手く回れるフロアクラフト、

ステップの構成を考える必要があります。

 

どこまでがLODなのか?

フロアの真ん中に十字の中心を書きました。

この十字に対してLODが決まります。

 

十字の周りを左回りするなら、

その半径が小さくても大きくてもLODです。

逆に入れば逆LODです。

 

小さくても大きくてもLOD

 

LODの考え方としては、

自分の中でフロアの中心はどこなのか?を決める。

(もちろん、十字印はついてないので自分で設定します)

 

この中心は踊っている人全員が自分なりに設定しています。

各自の判断基準で設定していますが、

人によって大きくずれることはほとんどありません。

 

なので、上手な人達が踊ると、ものすごいスピードを出しても

ぶつからずにスイスイ抜けて踊ることが出来るわけです。

 

LODを守らなければならない種目

LODを守らなければならない種目は

スタンダード全種目。ワルツ、タンゴ、

ウィンナーワルツ、スロー、クイックステップです。

 

実はラテン種目にもLOD通りに踊る種目があります。

それはサンバとパソドブレ

 

逆に言えばルンバ、チャチャチャ、ジャイブには

LODはありません。

なぜなら、移動するステップがほとんど無いからです。
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