どうして音楽を聞かないのか?



競技会を見ていると、

選手が聞きにきます。

 

「今日のダンスはどうですか?」

 

それで、

「音楽にあってないよ」

と言うと、

「やらなければならないことがいろいろ

あって、音楽を聞けない」

という答えが返ってくることが多い。

 

でも、ちょっと待って。

ちょっと落ち着いて考えてみよう。

何が一番重要なのか。

音楽でしょ?

 

競技会で優勝したり、上位に入るカップルは

音楽にあっているから見ていて非常に気持ちがいい。

音楽に動きがジグソーパズルのように

カチッカチッとはまっていく。

 

だけど音楽にあっていないカップルは見ていて、

なんかモヤモヤしちゃう。

 

やっぱり音楽にあったダンスが見たい。

本当に音楽にピタッと合うと気持ちいいじゃん。

自分が狙った音に動きがジャストのタイミングで合うと、

「キターーー―!!」ってなるよ。

やみくもに体を動かすよりも何倍も気持ちがいい。

 

だから、まずは音楽を基準に考えること。

習ったことはもちろん一生懸命練習しなければ

ならないけど、その根底にあって忘れちゃいけないのが

”音楽に合わせる”ということ。

 

音楽に合わせるにはどうしたらいいのか?

どういう踊り方が音楽に合って見えるのか?

そういうこと意識して練習すると効率よくうまくなるよ。

 

競技会で勝つためには音楽にあってないとね。

隣のカップルとの「どっちがたくさん動くか?」

対決ではないんです。

 

自分に集中して、音楽に集中して、パートナーに集中する。

他人に集中してはいけないよ。

 

隣のカップルは上手く見えるかもしれないけど、

きっと音楽を聞いてない。

あなたよりも早く大きく動くことを考えてる。

だからしっかりと音楽を聞いて踊れば勝てるよ。

 
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2 Responses to “どうして音楽を聞かないのか?”

  1. furuuri より:

    バレエの発表会練習をビデオで撮って見たら、私が音楽を聞いてから踊っているので、全部一秒ずつくらい遅れてて、モヤモヤとイライラミックスでした。マイケルジャクソンも、感情も表現も何にも要らなくて、狂いなくただ音程そのものになるダンスを求めていましたね。見る人にはそこが1番大事だと分かっていたんですね

    • 前掛け より:

      furuuriさん、こんにちは!

      音を聞いてから動くとちょっと遅れちゃいますよね。
      ある程度の予測というか、”音に合わせる”ということ
      が大事です。

      マイケルの話は初めて聞きました。
      確かに動画を見ると、音楽にピッタリあってますよね。

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