サンバのステップの中で最も難易度が高いと
言われているのがリバースロール。
サンバらしいムーブメントなので決まると
カッコいいんだけど、そう簡単にはいかない。
リバースロールは二人で同じ動きをするので、
できれば運動をかみ合わせたい。
しっかりとした一定のコンタクトを作って
崩さずに動いていきたい。
って思うんだけど、実際にやってみると、
相手の足を踏んじゃうことなんてしょっちゅうだし、
手が顔にぶつかることもあるし、
ぐちゃぐちゃのダンゴ状態になることも。
ココでの解決法は意外な思考法にある。
それは「合わせよう」と考えるのではなくて、
「合わせなくていい」と考えることだ。
二人がくっついて一つの運動をするのではなく、
一人一人が個々の運動をしていて、それを
近づいて行っていると考える。
男性も女性も自転をしているのです。
自転をしている二人が近づいて公転している。
例えば、地球は自転していて、月も自転している。
自転しながら一定の距離を保って動いているよね。
実はロールは二人がバラバラに動いている
感覚の方がうまくいくんだよね。
男性がホールドを固めて女子を押さえつけるのではなく、
緩やかなホールドで自由に動けるようにしておく。
最初のSQの部分で女子のボディがずれても気にしない。
踊っているうちに収束してきます。
ビタッと隙間なく、くっついてると
窮屈で運動ができないよ。
遊びが必要ですね。
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