アクセント
意味・・・”音楽で、強く演奏される部分”
って書いてあります。
ダンスでのアクセントをつけるということは
強弱をつける、ということです。
チャチャチャはカウントの1にアクセントがあります。
具体的にはどういうことをすれば
アクセントに見えるでしょうか?
例えば手拍子を例にとってみます。
アクセントが弱い→力を抜いてペチペチたたく
アクセントが強い→力を入れてバシバシたたく
と言えばわかりやすいですね。
つまり234&1のカウントで、
1のところだけ強く手拍子をする。
こんな感覚です。
ここで間違っちゃいけないポイントは
「アクセントは音の長さではない」
ということです。
音の強さのことです。
「チャチャチャはカウントの1にアクセントが
あるから1を長くする」
ということではありません。
さて
学生にカウントの”1”を長く引っ張る子がいるんですね。
あまりにも1の音を長く引っ張る、つまり
サポーティングフットを使いすぎるので、 次の2の時に
音に遅れてしまい、体重をのせきることが出来ない。
サポーティングフットを使ってカウント1を長くすると、
そこでボディの移動が止まることになります。
そこからまた動き出して、次のカウント2でまたブレーキを
かけて今度は後退に運動を切り替えるでしょ?
なんだか動いたり止まったりエンストを
繰り返してる車みたいに見えますよ。
この動きはとても苦しい。
だからカウントの1は長く使わずに、
カウント2を長く使うのが正解です(感覚的にです)
つまり、カウントの1はアクセントだけ。
彼、見ていて、すごく苦しそうなんです。
というか、こっちが見ていて苦しい。
それで、どういうふうに考えているのかを聞いてみた。
前「どうしてカウント1をそんなに長くするの?」
彼「カウント1はアクセントだからです!!」
前「そんなにカウント1を長く使ったら次の
2に遅れてるけど、それ感じない?苦しくない?」
彼「はい、音に追いかけられてる気がします!!」
だよね・・・僕もそう思うよ。
だからこうアドバイスをしてみた。
前「じゃあ、カウントの1の時にはサポーティングフットを
残さないで、乗っている足の横に寄せてきてね。
そしたらブレーキがかからないから体が
スムーズに動けるようになるよ」
彼「はい、わかりました!!」
前「どう?楽になったんじゃない?」
彼「はい、楽になりました!!」
前「見ていてこっちも楽になったよ」
彼「ありがとうございました!!」
よかったね
※チャチャチャに関する記事はこちらにまとめています。
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