最近、ニュースになっている
カヌー選手の薬物混入問題。
他人の飲み物に禁止薬物を入れるとは驚きだ。
実はドーピングに関する話は
競技ダンス界にもある。
10年前に札幌で行われたJBDF選手権では
競技会の後に、ファイナリストからランダムに
選手を選んでドーピング検査を行った。
ダンスは陸上競技と違って、速さや強さを
競う物じゃないからドーピングをする人なんて
いないと思うんだけどね。
だけど、上の先生が「検査をする!」って
言ったもんだから逆らえない。
ってことで、競技会の数か月前に、
”日本アンチ・ドーピング機構”から
説明を受けることになった。
ドーピングに付いての説明や、飲んだら反応が
出てしまう物などいろいろと教えてもらった。
もちろん、筋肉増強剤を使うのは
ダメだけど、風邪薬もダメなんだよね。
薬を飲むと検査で陽性になる恐れがあるから
1週間前からは体調に気を付けて、薬を
飲まないようにしていた記憶があるよ。
だけど。
気を付けていても、他人にやられちゃうと
防ぐことはできないよね。
他人に勝ちたいという気持ちはわかるけど、
そこまでするのはルール違反。
今回のカヌー事件はとても残念。
勝負は正々堂々と戦って勝ちたいよね。