「肩甲骨をもっと動かしたいんだけど、
どうすればいいですか?」
競技選手からこういう質問をたまにされます。
肩甲骨とは肩の後ろ側についている骨で、
小さな翼のような形をしてます。
そして背骨と直接繋がっていなくて、筋肉で支えられてる。
この筋肉の量、硬さによって肩甲骨の動きが決まってくる。
肩甲骨が動かせない、と感じている人は筋肉が硬くなっている
可能性があるから、肩甲骨と筋肉の間に
手を差し込んでみるといいです。
いわゆる「肩甲骨はがし」という技です。
名前を聞くとホラーな感じがするけど、
実際はちょっと痛い程度。
昔、スタンダードのレッスンの時にT先生がパートナーの
肩甲骨の裏側に手をズブズブっと刺しこんでました。
レッスンの時に肩甲骨の動きが小さいことが
気になったようです。
最初は全然入っていかなかったけど、少しずつ
手が入っていきます。
最終的には指の第2関節くらいまで入ってたよ。
痛そうだけど、ちょっと気持ちよさそうな。
動画で見ると、こんな感じです。
1人では難しいので、お互いのパートナーや
友人にやってもらうといいかもね。
肩甲骨周りの筋肉が硬くなっていると、
手が全然入っていかない。
手を差し込むことで肩甲骨周辺の筋肉をほぐし、
可動域を広げることが出来ます。
ただ、肩甲骨は動ける状態にあれば大丈夫。