HDWMが終わりました。ありがとうございました



4月20日土曜日。ホテルダンスウィズミー北海道公演が無事に終了いたしました。

見に来てくださりありがとうございます。

地元の札幌・北海道のお客様に加えて遠くの青森、盛岡、東京、大阪からも見に来ていただきました。

おかげさまで会場に来てくださった方は1,800名以上になりました。すごいですよね。

本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

最初にホテルダンスウィズミー北海道公演の話を聞いたのは去年の7月でした。金光進陪先生が北海道に来られて、みんなの前でお話をしたんですね。その時に言った言葉を覚えています。

「やるのは大変だけど、終わった後はやって良かったって思うから」

公演を終えた後、この言葉の意味が分かってきました。

たくさんのお客様に見ていただくために

HDWM公演会場の教育文化会館は最大で1,100名入ります。それが昼・夜の2部公演だから1,100×2=2,200人。

初めて行う社交ダンスのイベントで2,000人ものお客様に来ていただくことが可能なのだろうか?

不安しかありませんでした。でも公演が決定した以上はなんとしても成功させなければいけません。社交ダンスを踊っている方にはもちろんのこと、社交ダンスを見たことがない人にも来てほしい。

そのために実行委員長の関先生は新聞、テレビ、ラジオなどあらゆるメディアを使って宣伝をしました。

出演キャストもポスターやフライヤーを公共施設やお店などに置いてもらい、認知度を高めていきました。僕はSNSを使って宣伝をしました。出演キャストのインタビュー動画を撮影し毎日のように発信しました。

キャスト、実行委員、HDWMを成功させたいと思う人々の力を合わせた結果、1800名以上の方に届いたんだと思います。

1人の熱狂が伝染

ホテルダンスウィズミーはチャコット札幌支社の今川さんが「北海道でやってみたい!」と言ったのがスタート。それから実行委員長が関先生に決定し、キャストが決まり、みんなで作り上げたホテルダンスウィズミー。

力を合わせて一つの物を作ることが、こんなにも素晴らしいことだとは知らなかったです。一生懸命に本気で動いている人がいるとその熱狂がみんなに伝染していくんですね。

みんなが同じ目標に向かって動き出し、作り上げていく。それが成し遂げられた時、すごい感動がやってきました。

金光先生が言っていたのはこのことだったのか。

スライドショーで泣いちゃう

公演の最後にスライドショーがありますよね?その時にかかる曲がすごく良くて、映像とマッチしていて見てると泣いちゃうんですよ。

朝のリハーサルの時に初めて見て、涙が出てきました。今までやってきたことがフラッシュバックしてきたんですね。昼公演の時も同じシーンで泣いちゃいました。夜公演も泣きました。「自分ってこんなに涙もろかったっけ?」って思うほど。

キャストメンバーは夜遅く深夜1時2時まで練習をしていました。パーティー当日や競技会の翌日も練習。東京や大阪からもキャストが札幌まで練習に来てくれました。頑張ってる姿を思い出して感極まっちゃったんでしょうね。

後から打ち上げて聞いたんだけど、僕と同じように途中で泣いちゃった人が結構いたことが判明。

お見送りで感じた成功

ロビーでお客様をお見送りしていて感じたのは「出てくるお客様の熱量が高い」ということです。

僕の隣に地上げ屋役の大友孝一先生が立っていたのですが、大友先生のところにも次々にお客様がやってきて嬉しそうに「目立ってわ!」「すごく良かった!」って声をかけていくんですね。

競技を引退したダンサーが人前で踊る機会はほとんどないから、HDWMで踊るというのはすごく良かったと思います。ファンの方は喜んでくれていました。

ワーッという歓声がすごく、楽しそうな笑顔で出てこられた方が多かった。出演キャストと写真を撮ったり握手をしたり、本当に楽しそうでした。

その姿を見て「あ、成功したんだ」って思いました。

みんなの名前を憶えてね

金光先生が打ち上げで何度も言ってた言葉です。

「みんなの名前を憶えていってください」

北海道キャスト、東京キャスト、バンドメンバー、チャコットさんの人数を合計するとかなりの数になり、一度も話したことが無い人が結構います。せっかくの機会だから友達になっていってね、ってことでした。

僕はバンドメンバーの武本さんドラムの多田さんと隣になったので音楽についていろいろとお話ししました。ピアノを作っている木の話、絶対音感の話、すっごく面白かったですね。自分が知らないジャンルのプロの話をいろいろ聞けて充実した時間を過ごすことができました。

力を合わせればいろいろできる

終わってから改めて思うのは、本当にすごいことが出来たんだなってことです。個人の力ではできないけれど、想いが同じ人がたくさん集まるとこんなにも大きなイベントを成功させることができるんだと実感しました。

チャコットさん、キャスト、演出家、バンドメンバー、実行委員、他にもたくさんの方の力が集まりました。その企画に参加できたことをうれしく思います。

終わってしまうと寂しい気持ちになってしまいますね^^;

ホテルダンスウィズミーを見に来てくださって本当にありがとうございました。

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4 Responses to “HDWMが終わりました。ありがとうございました”

  1. リンダ より:

    公演の成功おめでとうございます。
    そして感動をありがとうございました。チャコットのトークショーに参加して、皆さんの一生懸命な熱い思いが伝わってきました。
    公演は思っていた以上に素晴らしく感動でした。
    次の日も今日もエンディングの曲が
    頭をぐるぐる流れています。
    一日の公演が北海道の社交ダンスを
    大きく変えるのではないのではないでしょうか!

    • 前掛け より:

      リンダさん

      ありがとうございました。
      トークショーにもご参加いただけたんですね^^
      あの曲、頭の中に残りますよね。
      YouTubeにもあるんですよ。
      エンドロール男性ボーカルバージョンです

  2. パシオ より:

    HDWM素晴らしかったです!!
    島根から見に行くこと(実家が札幌にあるとはいえ)、実は迷いました。
    でも、本当に見に行って良かったと思いました!
    次回、別の場所で開催されるとしても、きっと見に行くと思います。

    キャストの方達と観客がとても身近で、掛け声がバンバン飛び交って、
    キャストもそれに答えてノリノリで演技して下さって。
    「歌舞伎か?」と一瞬思いましたが、競技ダンスってそもそもそういう応援して、その応援を力にして返してくれるのが日常の世界なんですよね。
    私も応援して、力返して貰った気がします。

    今回、80歳の父を連れて行きました。

    ダンスのこと、全く知りません。

    前日にYoutubeの動画を全て見せました。
    キャストさんの言ったことが所々文字でバーンと出てきて、すごくわかりやすかったです。

    予習のせいもあったのか、ダンスも素晴らしかったのか、身を乗り出して(2階席でした)見てました。
    途中で寝ちゃうんじゃないか?と思いましたが、最後まで集中して見ていて、「楽しかった。こんなものは初めて見た。連れて来てくれてありがとう」と言って喜んでいました。

    本当にお疲れ様でした!!
    そして、素晴らしい舞台をありがとうございました!!

    • 前掛け より:

      パシオさん

      島根からありがとうございます。
      お見送りの時、バタバタしていてご挨拶できずにすみません。
      お父さんにも喜んでいただけて嬉しいです。
      こちらこそ本当にありがとうございました。

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