タンゴのベーシックステップ一覧を解説します。
基本ステップには上達に必要な様々な
要素が含まれています。
しっかりと練習することでタンゴを
レベルアップさせましょう♪
タンゴのベーシックステップと踊り方や姿勢に
ついてもわかりやすく解説していきます。
目次
タンゴのベーシックステップ一覧を紹介
- オープン・フィニッシュ
- プログレッシブ・サイドステップ
- プログレッシブ・リンク
- クローズド・プロムナード
- ロック・ターン
- オープン・リバースターン・レディ・アウトサイド
- バック・コルテ
- オープン・リバース・ターン・レディ・イン・ライン
- プログレッシブ・サイド・ステップ・リバース・ターン
- オープン・プロムナード
- ロック・バック・オン・ライトフット ロック・バック・オン・レフトフット
- ナチュラル・ツイスト・ターン
- ナチュラル・プロムナード・ターン
- プロムナード・リンク
- フォー・ステップ
- バック・オープン・プロムナード
- アウトサイド・スイブル
- フォーラウェイ・プロムナード
- フォー・ステップ・チェンジ
- ブラッシュ・タップ
- フォーラウェイ・フォー・ステップ
- オーバースウェイ
- ベーシック・リバース・ターン
- ザ・チェイス
- フォーラウェイリバース・アンド・スリップ・ピボット
- ファイブ・ステップ
- コントラ・チェック
全ステップの動画はこちらで見ることができます。
踊るときは上記ののステップをつなぎ合わせて
LODに沿って踊っていきます。
タンゴのステップを解説
まず、一番目に出てくるオープンフィニッシュ。
これはステップというか、
ステップの終わりの動きのことを言っています。
タンゴはステップの終わりに足をクローズすることが
多いんだけど、閉じないで踊る方法もあるんだよ、てこと。
足を閉じないで通過させて踊るステップのことを
オープンフィニッシュといいます。
男性は右足を前進し、女性は左足を後退した形で
終わります。
例えば、
クローズドプロムナードは最後の足をクローズしますが、
オープンフィニッシュをすれば足を開いた
形で終わることもできます。
オープンリバースターン・レディアウトサイドでも
オープンフィニッシュを使うことがあります。
オープンフィニッシュの後はアウトサイドスイブルに
つながることが多いですね。
タンゴのナチュラルとリバースの違い
タンゴのステップ名の中には
ナチュラルとリバースが付いているステップがあります。
12・ナチュラル・ツイストターン
13・ナチュラル・プロムナードターン
6・オープンリバースターン・レディアウトサイド
9・プログレッシブサイド・ステップ・リバース・ターン
23・ベーシック・リバース・ターン
タンゴのステップは右への回転と左への回転があり、
回転しながら踊っていきます。
ナチュラル・リバースは回転していく方向を表しています。
ナチュラルがつくのは右回転のステップで
リバースがつくものは左回転のステップです。
右回転は2人で組んで右方向に回転しながら踊ります。
左回転は左方向に回転しながら踊ります。
タンゴのフォーラウェーとは?
タンゴのベーシックステップにはフォーラウェイという
言葉がたくさん出てきますので、
その意味を説明しましょう。
フォーラウェイとは
「プロムナードポジションで後方に移動する」こと。
厳密に言えば、後退とは違うみたいだよ。
ま、でもざっくり後退って考えて大丈夫。
フォーラウェイって出てきたら
プロムナードポジション(PP)で後退する動作が含まれてるって考えましょう。
プロムナードポジションとは、男性の右ボディと
女性の左ボディがコンタクトして反対側がV字に
開いた形のことです。
詳しくはこちらで解説しています。
タンゴの3種類のフォーステップの違いを解説
タンゴのベーシックステップ一覧を見ると、
「フォーステップ」が付くものが3種類あるね。
15・フォー・ステップ
19・フォー・ステップ・チェンジ
21・フォーラウェー・フォー・ステップ
フォーステップは名前の通り「4歩のステップ」で、
3つとも4歩で踊りますが、それぞれちょっとずつ
違いがあります。
フォーステップは4歩目でプロムナードポジションになります。
フォーステップチェンジは最後までクローズドポジションで踊り、
フォーラウェーフォーステップは2歩目~4歩目までプロムナードポジションです。
社交ダンスのタンゴの踊り方
タンゴはスウィングが無いダンスなので、
ライズをすることがありません。
膝は軽く緩めて、重心を低くしてホールドを
水平に保って踊ります。
力強くスタッカートに踊る種目で、
シャープな足の動きや首の切り返しが特徴的です。
イメージは「ヒュッ」と風を斬るような感覚。
タンゴは情熱的な曲やステップが多く、
日本人の得意種目だといわれていますね。
リズムは4分の2拍子で、スローカウントと
クイックカウントで踊ります。
例えば、
SQQS(スロー、クイック、クイック、スロー)
QQQQS(クイック、クイック、クイック、クイック、スロー)
などのカウントがあります。
社交ダンスのタンゴの姿勢は
タンゴは特有の「タンゴポジション」で立ちます。
タンゴポジションとは壁に面して立った状態から、
左右の足のつま先を左へ45度回転させた形のことです。
右足の親指の付け根部分が左足の土踏まずの足の
くぼみ部分にピタッとはまる感じになります。
上半身の向きと足の向きに45度のズレがあり、
体を少し絞っている感覚です。
タンゴを踊る時の姿勢は膝を軽く曲げた状態で、
バランスをかかとの方に持ってきます。
例えるなら、バーに置いてある高い椅子に
浅く腰かけているような感じです。
高い椅子に座ろうとするとボディが落ちずに
重心を後ろの方に持ってくることができます。
上半身から突っ込まないで、膝・足首・股関節など
下半身を使って進むようにします。
社交ダンスのタンゴのホールドは
タンゴのホールドはワルツに比べるとコンパクトです。
男性の左手の肘から先の部分は内側に曲げて、左肘が
先行する形を作ります。
男性の右手はワルツよりも深く、中指の先端が
女性の背骨を触るくらいの場所に置きます。
女性の左手は男性の腕の上から差し込むように組みます。
タンゴの女性の組み方に関して詳しく解説している
動画がありますので紹介します↓
タンゴのステップのその他のポイント
個人的にはチェスにだけ「ザ」が付いているのが興味深い。
なんかカッコいいよね。でも他のステップにはつかない。
つけたら面白いのに。
ザ・クローズドプロムナード
ザ・コントラチェク
ザ・アウトサイドスイブル・・・・
この時はジ・アウトサイドスイブルになるのか?
どうでもいいですね。
タンゴのロックはROCKだから揺らす、揺り動かすの方で、
足をかけるLockじゃないからね。
少しずつ回転しながら体重移動を前後に行うことで
体が揺れて見えます。
プログレッシブとは進行性のって意味。
進みながらのステップってこと。
プログレッシブ・リンクは前進しながら
リンクをするということです。
書き出してみると、よく使うものもあれば、
ほとんど使わないステップもあるもんですね。
※タンゴの記事はこちらにまとめています。