世界チャンピオンでもしくじる。



ステップを取るために、昔のDVDを

引っ張り出して見てました。

 

一昔前のスタンダードの世界チャンピオン

ルカ・バリッキ&ロレイン組。

 

彼らの引退パーティ―のDVDを見てたよ。

 

ルカをはじめ、ブライアンワトソン組など

数組がデモを踊っていた。

 

みんな順調に踊っていたんだけど、

ルカの最後のデモでちょっとした事件は起こった。

 

タンゴのエンディングで、女子が横に開いて、

ローロングオフジアームをして

スローアウェーオーバースウェーで終わる・・・

予定だったんだけど、ルカがロレインの手を

掴みそこなったんだよね。

 

それで、ロレインがバランスを崩して

エンディングは残念ながら失敗。

 

世界チャンピオンクラスの選手が手を

掴みそこなうなんて、初めて見たよ。

 

彼らでも失敗をすることがあるんだから、

自分たちならもっと失敗しても

おかしくない気がするよね。

 

むしろ失敗して当然なのかも。

うん。

そう考えると気持ちが楽になりそう。

 

安心して開き直れるね(笑)

 

でも。

話はここで終わらない。

 

彼らは世界チャンピオンだから。

 

ルカは失敗したのがめちゃめちゃ悔しかった。

「納得がいかない!」って顔をしてたからね。

 

そしてエンディングだけをもう一度踊った。

今度は見事に成功した。

 

それでもまだ納得できない。

2回目のエンディングをした。

これも成功。

 

まだまだ納得できない。

3回目のエンディングをした。

ちゃんと成功。

 

だけど、まだ納得がいかないらしいw

4回目のエンディングをした。

もちろん成功。

 

ルカは「自分はこのステップができるんだ!」

ってことを何としても証明したかったんだね。

 

さすが世界チャンピオンだな~って思ったよ。

 

ラテンのステップを取ろうとしていたのに

脱線してしまい、気が付いたらブログを

書いていた、というお話です。

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