スーパーの審査員でしたその３

そして2日目です。

2日目はプロラテンの審査のみ。

 

1次予選から輝いている選手がチラホラと

見えます。

 

目立つのは緩急がある選手でした。

止まるところは止まって、加速するとことろは

一気にスピードを出す。

 

それと力強く立っている選手。

フロアに対してのプレッシャーが強く存在感が

あって体の中にエネルギーが満ちているカップル。

 

こういうダンサーは目に入って来ます。

「目に入ってくる」という表現が適切で、

見ようとしてなくても横から視界に飛び込んで

くるんですね。

 

2次予選になるとBシード選手が出てくるので

スピード、パワーが一段階上がります。

 

ただBシード選手といえども全然油断できないのが

スーパージャパンカップで。

 

実は2次予選で落ちてしまうシード選手も

いるんですね。

 

だからシードだからと油断せずに全開で

挑んできます。

 

そして3次予選になるとAシード選手が出てきます。

Aシードはチャンピオンやファイナリストクラスです。

 

さらにフロアはヒートアップ。

僕も経験ありますが、3次予選からは

フロアの空気がガラッと変わるんですよ。

 

殺伐としているというか、ヒリヒリしているというか。

周囲の選手の意気込み、集中、気合といったものが

踊る前から伝わってきます。

 

その空気感は自分達を引き上げてくれるんですね。

 

「競技会に出たら上手くなるよ」と言いますよね。

こういう空気を感じることができるのも、

理由の一つだと思います。

 

そしてアピールがすごい。

「どうよ？」って言わんばかりのアピールを

審査員に見せてきます。

 

審査も必死です。

あまりにも必死すぎてボードを持っている左手に

力が入って痛くなることが何度もありました。

 

選手の熱量がこっちにも伝わってきてるんですね。

審査が終わった後、体が固まっちゃって

動きがぎこちなかったです。

 

そして決勝が終わって、順位発表されて。

自分が付けた順位とだいたい同じでした。

 

これで自分の仕事はすべて終了です。

あとちょっと続きます。

 

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初回体験は500円です。

 

3月11日（土）　15：00～　社交ダンス超入門

3月11日（土）　16：00～　踊りズム超入門

3月13日（月）　14：30～　踊りズム超入門

3月15日（水）　15：30～　ラテンベーシック

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