同じものを見ても、知識があるのと
ないのとでは見え方が違う。
見る部分も違う。
いいものを知っているのと知らないのとも違う。
ぶっちゃければ、社交ダンスは適当でも
踊れちゃう。
なんとなく足形を知っていれば、相手と
組んでなんとなく踊る事ができる。
しかもそれなりに楽しい。
ただ、いいものは一度は知っておいた方がいい。
宝石とか服でもそうだけど、本物は違うよね。
全然違うんだよ。
同じステップでも、びっくりするくらい違う。
以前、マリトースキーのパートナーのジョアンナに
レッスンを受けた時、ルンバのベーシックを
習ったことがある。
いつも練習している基本的なステップなのに、
立たされる場所が異次元なんだよね。
「こんなところに立ったことがない」
って驚かされるバランスに立たされる(ジョアンナにリードされて)
しかもその場所がとても心地いい。
「あ~こういう場所が理想なんだ」とわかった。
それ以降の練習では、完全に再現できなくても、
そこに立とうとするようになった。
出来なくても構わないよ。
ただ、いいものは知っておいた方がいい。
ダンスの見方も変わるし、新たな
楽しみ方ができるかも?