スタンダードを踊っていて”気持ちいいな”って
思うのは「相手との一体感」を感じたときです。
2人でバラバラじゃなく
1つになって動けたとき。
「組んで踊ってるんだから一体感なんて
最初からあるでしょ?」
って思うかもしれないけど、それはまだ第1段階です。
第1段階はステップだけ合わせて踊っている状態。
ここをクリアできたら第2段階に進みます。
第2段階は運動を合わせます。
運動っていうのは言い換えると
体の使い方のこと。
2人で体の使い方を合わせるとさらに高いレベルで
一体感を感じることができるんです。
例えばワルツ。
ワルツはカウントの2でライズをします。
足のボールで床を押してボディを高い位置に
持ち上げるよね。
次のカウント3では重力を感じて、
自然に降りて低くなっていきます。
この”上がる動作”と”下がる動作”が
相手と同じタイミングでできると
すごく気持ちがいいんです。
ボディがずれることなく踊れるから
「キターーー!」って思うよ。
ライズをする時のコツを紹介するね。
”ライズを長くする”んです。
ライズを一瞬で終えるのではなく、
”ライズをし続ける”
カウント2の部分を言葉で言うと、
「に」じゃなくて
「にいぃぃ~」って伸ばす感じ。
教科書には「ライズ継続」って書いてるよ。
ライズを継続することで、次への運動が
スムーズにできます。
2人でライズ&フォールのタイミングを
合わせて気持ちよくワルツを踊ってね。
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