引っかける重さを求めるより大事なこと

ラテンで使うコネクション。

 

コネクションがあるとスピードも出るし、

回転もしやすくなるし、止まりやすくもなる。

 

一人じゃ立ちづらいところもコネクションを

使って踊ると立ちやすくなる。

 

使ったほうが踊りやすくなるのは間違いない。

 

ただ。

コネクションで難しいのは

「自分の足の上で踊ることが前提」

ってこと。

 

繋いでいる手があるからと言って、

手に頼って立っているわけじゃなくて。

 

自分の足の上で、自分のバランスで

立っていることがコネクションの使用条件。

 

ありがちなミスが

「もっと」と相手の重さを求めてしまう例。

 

組んでいて、相手と距離が離れたときに

引っ張りあう重さを求めてしまう。

 

「よし、いいぞ！もっと引っかけて！」

 

たまにものすごい引っ張り合いをしながら

踊っているカップルを見かけます。

 

足の上からバランスが外れすぎて、

シューズが斜めになっちゃってる。

 

重ければ重いほど、使っているような気になるし、

スピードが出そうな気がする。

 

でも、それは幻。

現実にはそうなっていない。

 

なぜなら。

自分の足の上でしか体は使えないから。

関連記事引っ張り合いじゃなく加速させるという意識

 

引っ張り合いになって足の上からバランスが

外れたところでは体は使えない。

 

だから動けない。

体を自力で動かすことができないから

固まって重く見える。

 

それに見た目にもよろしくない。

自分の足からバランスが外れて踊っている人は

見ていて違和感がある。

 

自分の足の上にバランスがあって、一人でも

しっかり立ててますよ～、バランスいいですよ～

って環境があった上でこそ本当の意味での

コネクションが生きてきます。

 

コネクションを作ろうとして自分の足から

バランスが外れてる人は多いです。

 

大事なのは自分の足の上で踊ること。

 

手を離しても自力で立てるように。

そこでコネクションを使うことでパワー、

スピードが加速していきます。

 

って言うけれど、ここがなかなか難しいところで。

 

自力で立てるようにするためには

男子も女子もシャドー練習は欠かせません。

 

ゆっくりでいいので、基礎練習をして自分一人でも

立って踊れるように体を鍛えていきましょう。

スポンサーコード