競技会で綺麗なルックスは
あこがれですよね。
スッとした立ち姿に美しいホールド。
あんな風に踊りたい。
綺麗なルックスの人は予選を
勝ち上がる可能性が高い。
でも、踊っているうちにいつの間にか
崩れちゃうんですよね。
実は、立ち姿がすごくきれいな瞬間は
誰にでもあります。
いつが一番きれいなのか?
答えは。
踊り出す前です。
踊り出す前の組んで止まっている状態。
動いてなければ崩れることはありません。
なぜかというとバランスが良いからです。
形が崩れてしまうのはバランスが悪くなるから。
バランスが悪くなると、どうしても筋肉を使って
バランスを保とうとします。
本来、踊るのに必要のない筋肉を使うことは
力みにつながり、その結果、肩が上がったり、
体が曲がったりするんです。
だから動いていない時がナチュラルで
一番きれいなのね。
スタンダード競技会ではシルエットが
崩れた人から落ちていきます。
最後まで綺麗な形だった
カップルが勝ちます。
どんなに一生懸命大きく動いても、
形が崩れていたら評価されないよ。
シルエットが綺麗な状態をどれだけ保って
踊ることができるかが大事ってこと。
保って踊るっていうと固まっちゃいそうだから、
ポイントポイントで作り直すって言った方が
いいかな。
あらかじめ修正するポイントを作っておいて、
そこに来たら自転車のタイヤに空気を入れる
ようにしぼんできた自分の身体を膨らませて
整える。
そうするといつもフレッシュなボディで
踊ることができるよ。
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