先日の競技会で珍しいことがあった。
全種目2位の選手が優勝したんだよね。
「え?そんなことあるの?」
気になるね。
実は社交ダンスの競技会の成績は、
「種目」と「総合」で決め方が異なる。
種目というのはチャチャチャとかサンバ
とか、単科種目のことね。
種目は1位の数を審査員の過半数取った人が
優勝することになってる。
7人審査員がいれば4人から1位をもらえば優勝。
残りの3人の審査員が6位を付けても優勝できる。
それに対して、総合成績は各種目の順位の
合計で決められる。
今回の例を出してみよう。
優勝したのがA選手で2位がB選手とするね。
A選手 C・2位、S・2位、R・2位、P・2位、J・2位
B選手 C・1位、S・1位、R・1位、P・4位、J・5位
各種目の順位を全部足す。
A選手は2+2+2+2+2=10
B選手は1+1+1+4+5=12
合計が少ない方が優勝となる。
つまり、優勝はA選手となるわけ。
このように全部2位でも優勝することが
できるんだよね。
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