成績がビリから一番になった男



僕は大学生になってから競技ダンスを始めました。

 

初めてダンスを見たときは「かっこいい!」

って思ったんだけど、部活はあまり楽しくなかった。

 

1年生のころは基礎練習ばっかりだったから。

いつもきつい筋トレをやらされてた。

 

踊ることよりもひたすら筋トレで毎日筋肉痛。

辛いトレーニングをやらされながら、

「辛い時こそ笑え!」と先輩に怒鳴られる日々。

 

今思えばそれがレベルアップへの近道だったから

よかったんだけど。

 

部活を楽しめなくて、ダンスもあまり楽しくなくて。

競技会に出てもよい成績を取れず。

 

1年生の冬にツバメ杯と呼ばれる全国大会が東京の

後楽園ホールで開催されてね。

 

日本全国の大学ダンス部から選手が集まってくる。

 

1年生の部というのがあります。

 

飛行機に乗ったことがなかった僕は、飛行機に

乗ってみたい気持ちもあってなんとなく出場することに。

 

人生初飛行機はかなり興奮したよ(笑)

 

競技会は1次予選敗退。

その時のツバメ杯は1次、2次、3次、4次、

準決勝、決勝まであった。

 

1年生の中で競っているわけだから、

みんなダンスキャリアは同じ。

4月からダンスを始めてる。

 

その中で1次で落ちるっていうのはかなり残念で。

ビリなわけです。

 

北大の同期の中でも一番成績が悪くって。

全然楽しくなかったのを覚えてる。

 

でも。

その2年後。

 

学生の全日本戦で決勝に入ることができて。

同期の中では一番の成績を取ったのね。

 

何が言いたいのかって言うと。

今、成績が悪くても落ち込まなくていいってこと。

 

これからどうなるかは誰にもわからない。

今まで勝っていた人が勝ち続けるとは言い切れないし。

負けていた人が負け続けるとも言い切れない。

 

何が起きるかわからないのが学生競技ダンスの

面白いところ。

努力次第で成績はグッと変わってくるから。

 

自分を信じて。

パートナーを信じて。

コーチャーを信じて。

 

ダンスを楽しむ気持ちを忘れずにね。
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