競技ダンスで「カッコいい」って感じる部分は人それぞれだよ

どのダンサーが好きか？っていうのは人それぞれです。

「好き」ということの基準は、自分の感性に

突き刺さる踊りかどうか？ってことだよ。

見ているダンサーが自分の感性にマッチしたとき、

そのダンサーがかっこよく、素敵に見えて

「好きになる」のです。

一昔前に、スラヴィック＆カリーナ組が

デビューしたときはみんなそのセンスの

良さにびっくりした。

多くの人の感性にマッチしたんだね。

「かっこいい！！」と感じた人は、真似し出した。

スラヴィックの特徴的な髪型を真似する人、

ルーティンを真似する人、デモ曲を真似する人、

衣装を真似する人、全部真似する人、

たくさんいたよ。

彼らの振り付け、衣装は個性的だったから、

真似してる人は一目でわかる。

もちろん、僕たちもその一人(笑)

真似しまくってた。

だってかっこよかったからね。

未だに彼らの昔のＤＶＤを見て、

ステップを取ったりするよ。

ファイナルにはすごい選手はたくさんいたけど、

彼らが一番かっこよく見えたな。

でも、彼らのダンスを見ても、それほど

心を動かされない人もいるよ。

感性は人それぞれだからそれは当然。

違う人の方が好き、でも全然構わない。

ただ、素晴らしい物を見て「いいな」って

思う、感じる感性は大事にしてほしい。

すごいダンスを見たらきっと、

何かが変わるはずだよ。