競技会で勝つためには余計な動きはしない方がいい?

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アマチュアスタンダードのカップル。

 

リーダーの体調が最近すぐれない。

以前のように思い切り踊るのが難しくなってきた。

 

それでも頑張って踊ってるんだけど、

辛そうに見える。

 

2,3時間動いていると体がほぐれてきて

動けるようになるらしいんだけど、

そこまで持って行くのが大変なんだって。

 

だから、無理のない範囲で踊ってる。

練習会でも疲れたら無理しないで休んでる。

 

競技会にエントリーしても、体調が心配で

当日棄権しようか悩むこともあるって。

 

だけど。

興味深いことに、このカップルは

最近成績が伸びてきたんだよね。

 

6月の大会でも、自分たちの

予想以上の好成績だった。

 

そして、日曜の大会ではなんと優勝。

動きが制限される中での好成績。

 

理由は本人たちがコツコツ努力してきたのが

一番だと思うけど、もう1つ考えられるのは

「動きがシンプルになったから」ってことかな。

 

僕が盲腸で手術した時もそうだったけど、

痛みがあると、動きは制限される。

 

必要以上に大きく動いたり、

ストレッチすることができなくなっていく。

 

元気な時のように体を使い切ることができない。

そうなると本能的に無駄な動きは排除されてく。

 

最終的に残るのは

「まっすぐ立って動く」だけ。

 

盲腸後の競技会でコーチャーから

「無駄な動きが無くていいよ」

って褒められたんだよね(笑)

 

自分で「思い切り体が使えた!」と思っても、

審査員には「グチャグチャになってるな」

って見えることがある。

 

逆に「痛くて体を動かせなかった・・・」と思っても

審査員には「すっきりと動いているな」

って見えることもある。

 

スッキリして見える人は必ず好まれるよ。

嫌われることはない。

 

シンプルイズベストだね。
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