何年か前。
生徒さんが着物をリフォームして
ドレスを作った。
もう着なくなった着物を改良して
スタンダードドレスにしてデモを踊ったよ。
これがなかなかいい感じに出来たんだよね。
着物の柄が和の落ち着いた雰囲気を醸し出す。
社交ダンスの洋の世界と和の融合だね。
実は僕も着物は好き。
と言っても、自分の結婚式で一度しか
着たことが無いんだけど。
紋付袴を着て、記念写真を撮ったんだよね。
そしたらね、その写真がすご～く
映りが良くって、超気に入った。
あまりにも気に入りすぎて、選手会の
パーティーのプログラムに自分の広告として
載せてしまったのは若気の至りです（笑）
昔作った着物を今は着ることが無くなって、
大事に保管している人は多いよね。
着ないでタンスに眠っているだけにしておくのは
もったいないから、思い切ってドレスにして
また着るというのもいいアイデアだよ。
着物のリフォームは社交ダンスのドレスだけじゃなく、
ワンピースにしたり、様々なアレンジがあるね。
ここから先は”もう着ることが無い着物”を
持っている人だけ読んでね。
2020年の東京オリンピックの年には
政府は3000万人の外国人観光客を
呼び込もうと考えている。
今まで実施してきた政策の効果もあり、
訪日する外人の数は10年前と比べると
4倍以上に増えているんだよね。
そして外国人の多くは日本に来たら
「一度は着物を着てみたい！」
と考えている。
特に試着体験は人気が高い。
観光地の京都では多くの外人が
レンタル着物を着て観光を楽しんでるよね。
レンタルだけじゃなく、お土産として
着物を買っていく人も増えているんだよ。
そこに追い風として、東京オリンピックの年に
大きな着物イベントが計画されていて、
着物を世界中にアピールしようという
動きが加速している。
以上のことから、
東京オリンピックに向けて着物の需要が
高くなることが予想されている。
ってことで着物業者は積極的に
買取に乗りだしているんだよ。
いつもなら二束三文でしか売れない着物も
今なら高く買い取ってもらえるチャンスかも。
自分が着なくなった着物が、他の人に
喜んで着てもらえるのって嬉しいよね。
捨てちゃうなんてもったいない。
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