ダンスの曲が早くて、ステップが
間に合わない時ってあるよね。
頭で考えていることを体に伝えて
表現するのが間に合わない。
そんなときは、思い切って曲を遅くして
練習するのがおすすめです。
最近のCDプレーヤーのピッチコントロールは
優れているから、1%~20%までの間隔で
曲を遅くすることができる。
練習するときにー20%にすると、すんごい
ゆっくりになるから、かなり余裕が出てくるよ。
思考と体の動きが音楽に対して十分間に合う。
僕が現役の時は、-30%くらいまで速度を
落として超スローな曲で練習をしていた。
いろいろなことを考えながら踊りたかったからね。
今のCDプレーヤーはピッチをゆっくりに
しても音程が下がらない機能が付いてるから、
遅くしても聞いててあまり違和感がない。
昔はスピードを遅くすると、音程も下がって、
若い女性のボーカルなのに、遅くすると
おじさんの声になってたけど(笑)
ピッチを調節する機能がついてるCDプレーヤーは
どこのダンス教室にもあると思う。
うちの教室で使ってるCDプレーヤーはコレ↓
このプレーヤーはピッチを1%から100%まで
遅くしたり早くすることができる。
ちなみにー100%にすると音は止まります。
これってすごいことで、どんなに速い曲や
遅い曲でも自分の好きなスピードに変換して
踊れちゃうってことなんです。
複雑な機能はなく、操作はとってもシンプル。
もちろん音程が変わらない機能付き。
説明書も薄いし、使いやすくて重宝してる。
業務用だから耐久性も高いし。
今のところ毎日長時間使用しても絶好調だよ。
で、話を戻すよ。
曲の速さをー20%に落として練習して、
曲に合うようになってきたところから
少しずつピッチを上げていくんだよ。
1回の練習で1%ずつくらい。
すると、いつの間にか速いスピードでも
踊れるようになってくるんだよね。
生徒さんとのレッスンでもこの方法は使える。
新しいルーティンや複雑なルーティンを取った
場合、すぐに速い曲で踊ることはできない。
だから、最初は超ゆっくりにして踊れる
ところまで曲のスピードを落とす。
ゆっくりのスピードで踊れるようになってきたら、
気づかれないようにコッソリと1%ずつ上げていく。
音程も変わることが無いから、全然気づかれない。
別にコッソリじゃなくてもいいか(笑)
するとあら不思議。
気が付いたときには早いスピードでも
踊れるようになっているんだよね。
めでたしめでたし♪
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