どの種目もそうだけど、音楽にはリズムがあります。
音楽がとれない、というのはその曲の
リズムがつかめていないということ。
ダンス用の曲は一定のテンポでかかり、
音の拍の部分の音が強調された曲が多いです。
音楽が取れるようになるためには、まずは
曲の拍の部分を見つけること。
拍の部分を見つけたらそこからリズムを見つける。
ワルツだったら「123」というリズムを見つけます。
例題です。この名曲「ぞうさん」は
ワルツで同じ3拍子です。
リズム通りに「1・2・3」に合わせて
手を叩いてみてください。
歌詞の「ぞうさん」と歌っている部分を
「いちにいさん(123)」と言い換えてみましょう。
「ぞうさん、ぞうさん、お鼻が長いのね」の部分を、
「いちにいさん、いちにいさん、お鼻が長いのね」と
歌うと、どこが1で、どこが2で、どこが3なのかが
わかります。
では次は洋楽の曲です。
僕に似ているライオネル・リッチーの名曲
「Three times a lady」
素敵なワルツの曲ですが、曲の前半は「ぞうさん」に
比べると拍の音が弱いので、取るのがちょっと
難しいですが、一定のリズムがあります。
同じように「123」に合わせて手を叩いてみましょう。
曲の中盤以降はリズムがはっきりしてくるので、
123と取りやすいのではないでしょうか?
この一定のリズムを聞き取れるようになると、
踊っていて「あぁ、音楽に合ってるな~」という
気持ちよさを感じることができますよ。
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