社交ダンスの魅力の一つは「音楽」です。
音楽に合わせて踊るダンスは気持ちがいいね。
映画のテーマソングだったり、思い出の一曲だったり、
好きな歌手の曲だったり。
「あ、この曲好き」
「この曲は踊りやすい」
とか、いろいろあると思う。
狙った音に動きがハマる瞬間は何とも言えません。
聞き慣れている曲なら、次にどんなメロディが来るのか、
どんな打楽器の音が来るのかわかってる。
そこに自分の動きがぴたりと合うと、
「キタ―――!!」って感じになります。
例えば、ドラムの音が「ドン!」って
鳴る瞬間があるでしょ?
その音に合わせてラインを作ったり、体重を乗せたり、
ネックを切り返したり、足を上げたりするんだよ。
それが「音楽に合わせる」こと。
そういう意味ではリズムがはっきりしている
曲は合わせやすい。
種目でいえばタンゴとかクイックとか、チャチャチャ、
サンバ、パソドブレとかかな。
音楽を聞くためには、音楽を聞く必要があります。
「は?何言ってんだ前掛け?」って思ったかも
しれないけど、音楽をしっかり聞こうとする気持ち、
意思がないと合わせることはできません。
だけど、ステップもこなさないといけないし、
相手の動きも感じないといけないし、やることが
多すぎて~ってなる気持ち、よくわかります。
僕もそうだったからね。
コーチャーに「音楽を聞きなさい!!」って言われても、
いや、それどころじゃないし、やることいっぱいあるし、
って思ってた。
でも違うよね。
音楽が先。
素敵な音楽がいつも流れているんだから、
全身で聞くようにしてみよう。
耳だけじゃなく、体全体で音楽を聞いてみる。
新しい世界が見えてくるかも?
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