稀勢の里が引退したね。
一片の悔いもないって言ってた。
北斗の拳のラオウのようでかっこよかったな。
悔いがない現役生活を送れるのは
理想的だよね。
もちろんダンスも同じ。
僕は5年前に引退して、悔いを残しませんでした。
やることは全部やり切ったんだよね。
どうすればダンスが上手くなるのか?
どうすれば競技会で勝てるのか?
レッスンを受けて練習をしてあれこれ考えて
悩んで、できることは全部やった。
僕の場合、全日本のファイナリストになるとか
北海道のチャンピオンになるといった大活躍は
できなかったけど、自分なりにやり切った
って思えるところまで頑張ったんだよね。
やり残したことは無い。
まさに悔いなし。
逆に、学生の時のダンスライフは悔いが残ってた。
最後の大会でも思うような成績が出せなかったし、
すごくもやもやしていた。
「こんな終わり方でいいんだろうか?」
っていう悔いが残っていたんだよね。
「あの時こうすればよかったのかな」
という思いが次から次にあふれてきたよ。
その後悔が自分がプロの道を選ぶ一つの
きっかけになったんだけどね。
プロになってから、最後は悔いの残らない
すがすがしいダンスが踊れたので気持ち的には
とってもすっきりしてます。
だからやり残したことがないように、
ベストを尽くしてね。