最近、踊っていて思うんだけど
音楽ってすごく大事。
このブログで何度も言っているけれど、
音を聞くことはとても大事です。
自分でもわかっているんだけど、
なかなかそれができなくって。
音楽を使いきれないんだよね。
音の長さが1あるのに、0.7くらいしか
使えていない。
だから音にピタッと”はまる感じ”がしないのね。
音が聞こえていない原因がわかりました。
それは。
体の動かし方>>音楽
になっているから。
特に競技に出ていると、隣の選手よりも
体をもっと使わないと!って思いがち。
より綺麗なシルエットで。
より足を大きく開いて。
よりスピーディーに。
間違ってはいません。
勝つためには他の選手よりも秀でている部分が
必要だからね。
でも。
体の使い方に意識が行きすぎるあまり、
”音楽に合わせて踊る”というとても大事な部分が
おろそかになっちゃうわけ。
音楽に合わせて体を動かすのがダンスなんです。
音楽>>体の使い方
となっているのが理想だよ。
音楽をよ~く聞いてみよう。
自分が思っている以上にゆっくりしている。
もっと片足に長く乗っていることができる。
「あれ?こんなに時間があるんだ!」
って思えたらオッケーです。
そして
”本当に音楽に合った感覚”
を掴んで欲しい。
音楽にピタっと合うと踊っていて
とても気持ちがいいから。
見ている人も気持ちがいいんだよ。
ってことで、
今日は音楽をよく聞いて踊ってみてね^^
コメント
外国のあるダンス教室では「リーダは男性で
はありません。音楽です」と教えるんだそうな。
生徒さんが教室にやってくると、いきなりレ
ッスンを始めたりせず、30分ぐらいず〜とただ
ひたすら音楽を聴かせるんだそうです。そして
「音楽が頭に入りましたか?」と尋ね、生徒さん
がうなづくと、そこからレッスン開始。
私は思うんだけど、最も原始的なリードとは
相手にステップを伝えることではなく、その前
にまず「自分はこの音楽をこのように感じ取って
いるんだよ」ということを体全体を使って相手に
伝えることではなかろうか。
ってことは、まず最初に音楽ありき、音楽が
耳に入っていないと話にならないということです
よね。
体の使い方よりも音楽の方を重要視してるんですね。
僕ももっと音楽を聞くことが出来たらいいな~って思います。