筋肉の量は人によって全然違う。
その人の今までの生活環境によって、
筋肉の付き方も変わってくるからね。
バレーボールをやってきた人
卓球をやってきた人
バスケをやってきた人
柔道をやってきた人
音楽をやってきた人
勉強をやってきた人
スポーツを一生懸命やってきた体育系の人は下半身、
上半身共にとても力強い。
じゃあ体育系の方がダンスが早くうまくなるのか?
もちろん、体幹が強かったり、バランスがよかったり、
メリットはたくさんありますが、ダンス上達に直接
関係あるとは言い切れない。
なぜなら、筋肉があると、
”本当はできないことでもできてしまうから”
例えば、コントラチェックでバランスを崩しても
腕力や脚力で立ててしまう。
つまり、力んで踊ってしまうことが多くなりやすい。
力むと正しいバランスはわからなくなってしまう。
だから、しっかりとしたコントロールが
必要になってくるのです。
逆に、筋肉が少ない人の方がナチュラルな
ダンスを踊れることもあります。
頑張ろうにもある程度までしか力むことができない。
だからバランスを崩したら立つことが出来ないので、
より早く正しいバランスにたどり着く。
今までいろいろレッスンをしてきて、
「筋肉が足りないから踊れない」という人は
ほとんどいませんでした。
もちろん更に上を目指していくなら体幹の強さなどが
必要になってきますが、普通の筋肉の人でも十分に
ダンスを踊ることはできるのです。
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