生徒さんと踊るワルツのステップを
取るために、DVDやビデオを
見まくっている前掛けです。
上手なダンサーはワルツできれいに足を
クローズ(閉じる)していますね。
ナチュラルターンの最後の部分で左右の足を
ピタッと閉じます。
シャッセをしたときにもピタッと閉じます。
足が綺麗に閉じていると見ていても
「きれいだな~すごいな~」って思うんですよね。
昔の人気ダンサーのアンドリュー・シンキンソンの動画。
シャッセで左足に右足をクローズするところで、
たまたま右足がクローズできなかった。
クローズできない状態で右足に体重がかかってしまった。
足に体重がかかるともう動かすことはできない。
ここでシンキンソンはどうしたのかというと。
左足を右足に寄せてきたのね。
これにはビックリでした。
まさかのアクション。
足を閉じるのは実際に踊ってみるとけっこう難しい。
簡単そうだけど意外と難易度高しなんです。
スウィングの勢いが強すぎると、足を閉じることが
できずに通過しちゃうんですよね。
バランスのコントロールが必要な
アクションなんです。
大事なことなので、大学1年生の時には
”足を閉じる”練習をひたすらさせられました。
ワルツのボックストレーニングって知ってます?
ナチュラルターンやリバースターンを無限に
続ける地獄の練習メニューです(笑)
ナチュラルターンの1~6歩をずーっと繰り返すのね。
練習をしていると怖い先輩が後ろから叫びます。
「足を閉じろ!パスするな!」
先輩が怖いんですよ、ほんとに。
怖いから必死で足を閉じようとするわけです。
そしてこのボックストレーニングは
30分以上続くんです。
ずーっと繰り返していくとその感覚が
身に付いていくのね。
「あ、こんな感じかな」って。
そうやって足を閉じることができるように
なってきます。
地味なことだけど、できるようになると
よく見えるのでトライしてみてね^^
コメント