劇団四季の「キャッツ」見てきました。
実に20年ぶりですよ。
昔行ったのは学生の頃。
当時は勉強不足でストーリーが全く分からず、
ミュージカルを見るのも初めてだったので、
正直あまり楽しめなかった。
ぐるぐる片足で何十回も回る黒キャッツがすごいっ!
という印象くらいしか残ってなかった。
それなのに見終わった所でテレビに取材されたのだ。
「感想は?」って聞かれたけど、素直な僕は
「うーん・・・」って困っていた。
レポーターが「キャッツ最高でいいですから」
って耳打ちしたので、とりあえず
「キャッツ最高」と言っておいた。
そしたら翌日の朝の番組で放送されちゃって、
僕が最高そうじゃない顔でキャッツ最高って
言ってるのを見たほろ苦い記憶がよみがえる。
テレビって怖いよね・・・(笑)
今回のキャッツはしっかりと予習もして行ったし、
以前に比べるとミュージカルの観戦スキルも少し
上がっていたおかげで十分に楽しめたし、
本当に「最高!」だったよ。
どうしても他ジャンルのダンスを見ると
自分の社交ダンスと比較してしまうね。
劇場は平日にもかかわらず満員に近い状態だった。
すごいです。
社交ダンスとの違いの一つに”宣伝力の差”が
あるんじゃないだろうか?
キャッツはテレビ、雑誌、ポスター、地下鉄、
あらゆるメディアを使って広告を出している。
他にも、最近テレビで見ない日は無いと
言ってもいいくらい流れている「ライザップ」のCM。
ここも宣伝にはものすごい力を入れている。
当初は売上の70%以上を広告宣伝費としてかけていて、
それで認知度一気に上がり、会員数も増えていった。
残念ながら社交ダンスのポスターは自分の教室と、
他のダンス教室でしか見たことがない。
街なかでは見たことがないよ。
ただ、まったく社交ダンスをしたことのない人が
競技会やパーティをいきなり見に来てどれだけ楽しめるか?
というと、疑問な部分もあるからなんとも言えないけどね。
でも社会的認知度を高めるという点では
宣伝に力を入れるのはいいんじゃないかと思う。
結果にコミットできればいいね。