「先生が学生の時にも16分クイックって
あったんですか?」
おぉう・・・久しぶりに聞いた単語だよ。
16分クイック。
「あったよ。昔はカセットテープだったな」
北大競技舞踏の名物の1つでもある16分クイック。
名前の通り、クイックステップを16分続けて踊る。
というか、16分の長さのクイックの曲があるの。
誰が作ったのかはわからないけど、はるか昔の
偉大な先輩が曲を編集して16分の長さにつなげた。
ホントうまく編集されているから、切れ目がわからない。
カセットテープの時代によくぞここまで・・・ってレベル。
このクイックを年に1回夏休み前の
最後の例会で踊ることになってる。
基本的には1年生が先輩と組んで踊ったはず。
1年生だから使えるステップも
シンプルなものに限られている。
- クォーターターン
- フォワードロック
- ナチュラル・ターン
- スピンターン
- プログレッシブシャッセ
- クイックオープンリバース
の繰り返し。
曲の最後の方になると謎のトランス状態になって、
頭の中が空っぽになってくるよ。
しかも、上級生になると2回踊ることもある。
はっきりいって尋常じゃないよね(笑)
この尋常じゃなさが学連の強さかもしれないけど。
今も伝統として続いているとは・・・