まっすぐに立てるようなってきたら次は
まっすぐに立たないようにします。
なんのこっちゃ?ですね。
まっすぐに立つということが基本中の基本で、
絶対に覚えないといけません。
字を書くのと一緒で、まずは基本の
正しい書き方を身につけるのです。
上手になってくるとそこから
どんどん崩して行くんですよね。
僕は上手すぎる人の字は正直なんて書いてあるのか
読めませんけど、なんだか芸術的だな、って感じます。
ダンスも同じようにまっすぐ立つことが体に染みこんで
きたら次はまっすぐを崩していきます。
どう崩すかといえば、前に倒れたり、横に倒れたり、
後ろに沿ったりですね。この写真を見てるとわかると思いますが、
基本のがこれ。まっすぐ。
応用がこれ。びよーん。
割合的にまっすぐが95%で、びよーんが5%くらいなら
見やすいですが、逆に
まっすぐが5%で、びよーんが95%だったら、
「体曲がってるよ。」って言われます。
あくまでも基本はまっすぐ。
そこからたまに崩すから効果的に見えてくる。
崩しても、まっすぐの感覚を体が覚えているから
戻ってくることが出来ます。 まっすぐが理解できていないと、
自分が曲がっていることにも気づかない。
ラテンで立体的に立つ方法
立体的に3Dに立つということ。 ラテンでは片足に立った時に、右胸と左胸のどちらかの胸を
前に出して立っています。
どちらの胸も前に出ていない場合は平面的ですね。
感覚的には斜めに立っている感じかな?
基本的には右足に立った時は左の胸が出て、
左足に立った時は 右の胸が出るのですが、
逆バージョンの時もあります。
体も絞られて、いいエネルギーができます。
その時に、立体的な形を胸だけで作るのではなく、
下半身、足元からつながってくる意識を持つことが重要です。
まずは右足に体重をしっかり載せ、そして体重を
しっかりヒールまで下ろして、いきましょう。
するとヒップがセトリングした状態になり、
右腰が左腰より高くなります。
この時は左足でも床にフットプレッシャーをかけていますよ。
両足を使ってでしっかり立つことでバランスが良くなります。
それから左の胸を前に出していきます。
左の胸を出すときの注意点は頭の位置、顔の向きを変えないこと。
顔の向きを変えずに体を回すことでいいテンションが入ります。
床からのエネルギーが体の中に満ちてきて、
指先まで伝わってくる感覚があれば正解です。
さらにこの状態でパートナーから腰のあたりを
グーっと押してもらって、ぐらつかなくなれば完成。
こう立つことで立体的かつストロングに見えるので
フロアでの存在感が出てきますね。
上手な人は体が大きく見えたり太く見えたりします。
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