人はみんな違います。
同じ人は誰一人としていません。
長年いろんな人をレッスンしていると、
たまに「おおっ！？」ていう人に出会います。
体がとてもナチュラルに動き、リズム感がよく、
自然に床を感じることができる人。
いわゆる「才能」を持っている人ですね。
では、才能を持っている人はそれほど練習しなくても
どんどん社交ダンスが上達していくのか？
というと、そうではありません。
才能を活かせるかどうかはまた別の話になるのです。
せっかくいいものを持っていても、
うまく発揮できないこともあるし、
どんどん伸びていくこともあります。
僕が見てきたところでは「才能がある」って思える人ほど
めちゃめちゃ努力して練習する傾向にあります。
練習ができる、というのも
才能の一つなのかもしれません。
逆に飛びぬけた才能が無くても、努力をすれば
ちゃんと上手になっていきます。
僕は学生でダンスを始め、調子が良かったときは
何もかもがうまくいって「自分はダンスの才能あるな」
って思い込んでました。
それでプロになったんだけど、プロになったら、
僕くらいのレベルの人はごまんといて、
普通のダンサーだった。
本当に才能のある人っていうのは、
はるかにすごかったよ。
そんな僕でもコツコツ練習していたら、
そこそこの成績は出せるようになったし、
上達することもできた。
結論としては、才能を活かせるかどうかも練習次第。
上達するかどうかも練習次第ってことだね。
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