ルンバの音楽は4拍子です。
音楽として聞くと1234とカウントしますが、
実際踊ってるときは2341になりますね。
なんでそうなったかというと、
ルンバではカウント1でステップすることがないからです。
1はおやすみカウント。
休み、2,3,4,休み,2,3,4です。
なので、休みの”1”を省いて「2,3,4,1」
では具体的に休みのときに何をするのでしょうか?
休みは休みです。何もしません。
何もしないってことは片足の上にただ立っている状態です。
ここで「なんだか物足りねえぜ!」って
むりくり体を使おうとしないこと。
お休みは素直にお休みして下さい。
ルンバでの体重の乗せ方
実際に踊るときにルンバの音楽をどうやって表現するか?
というと、”カウントの頭”で体重を乗せる、です。
カウントの頭とは、カウント4=フォーだったとしたら、
”フ”の部分のことです。
”ォ”では遅れています。
”ー”では完全に音を外してます。
ルンバの出だしは大体オープンヒップツイストから
始まりますよね?
ベーシックムーブメントから
始める人は見たことないです・・
この時のポイントは1歩目のカウントの”4”の時に
しっかりと体重を乗せるということ。
1歩目を2拍(41)使ってのんびり乗ってはいけません。
2拍使うというのは、カウントの4で乗り始めて、
1の最後で乗り終わる、ってこと。
この方法で乗ると音がぼやけてしまいます。
足元のリズムはいつでもクリアに
しておかなければいけません。
音楽に対しての足の説明をします。
フロアが大きなドラムだと、イメージして下さい。
で、自分の足がドラムスティックになります。
そして流れている音楽の打楽器の部分を
スティックでドラムを叩くように足で床を踏んで表現する。
こんな感覚です。
すると足のリズムやフットスピードがクリアになる。
ルンバはメロディアスな曲が多いから雰囲気を表現しやすい
種目なのですが、体重の乗りまで雰囲気にならないように。
雰囲気だけでは音楽に対しての説得力が足りません。
あくまでも体重はリズミカルに表現する。
つまり、カウントの頭で乗る。
雰囲気表現は上半身でする。
と考えたほうがよいでしょう。
ルンバウォークでも同じ
これはルンバウォークを練習する時もそうです。
カウントの4で体重をしっかりと乗せる。
そうすることで、体重の乗っている時間を
2拍使うことができるので
片足に乗っている時間が長くできる
良いダンスは片足に乗っている時間が長いダンスです。
ゆったりとした動きやシャープな動きもここから生まれます。