良いダンサーの条件の一つに、
「頭がぐらつかない」
というのがあります。
体は音楽に合わせて激しく動かしても、
頭には影響がなく、静かに一定状態を保ってる。
これはラテンもスタンダードも同じ。
頭がスーッと動いていくと、見ていて「おーっ」てなる。
簡単そうだけど、やってみると意外と難しい。
ステップとか、タイミングとかいろんなことに
気を取られると、ついつい姿勢のことが
おろそかになりがちだからね。
じゃあどれくらい頭を静かにすればいいのかというと、
頭の上にコーヒーカップ&ソーサーを乗せて
落とさないレベルが理想です。
そんなことできるのかよ!?って思うかもしれないけど、
実際にやってる動画がこちら。
20秒頃から始まるよ。
この人はビルアービン。
全英選手権でスタンダードもラテンも両方
優勝したことがある唯一のグレートダンサー。
動画はスローのフェザーステップ、リバースターン、
スリーステップを踊ってる様子です。
コーヒーカップ、マジで落ちてない。
すごすぎて、頭の形が平らだからできるのかな?
なんてよからぬ疑問を抱いてしまいそうだけど(笑)
コーヒーカップが落ちないということは、
頭が静かに保たれている証拠。
頭はしっかりと背骨の上にあって、
床に対して垂直に立っているということになるね。
この姿勢を維持することができると、
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