ダンスにおける感覚は人によって全然違う

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同じ動作を10人の人にやってもらいます。

10人全員が同じ形になったとしても、

10人全員が同じ感覚を受けるのか、

というとそうではありません。

 

ライズという動作をしたときに、

足のボールで床を押しているなーって感じる人もいれば、

体を上に引き上げてるなーって感じる人、

頭を前の方に持ってくるんだーって

感じる人など様々です。

 

この「感覚」というのは人によって全然違うから、

なかなか伝えるのが難しい。

 

辛さ3のスープカレーを食べたときに

「ひ~超辛い!汗が噴き出てくる」って人と

「は?全然辛くないんですが何か?」

という人がいるのと同じだね。

 

超辛いって感じる人が、全然辛く感じてない人に

「ねぇ、何で辛くないの?平気なの?」と

聞いたところで納得できる答えは返ってこない。

「さぁ?だって辛くないんだもん」で終了するだろう。

これが”感覚”の違い。

 

では、やっていることが正しくできているのかを

どう判断するのか?というと「見た目」です。

本人がどう感じているのかを理解できなくても、

出来ている形が良く見えていればオッケーなのです。

 

中身や、使おうとしている部分、意識が違っても、

形ができていればそれが正解なのです。

感覚までを一緒にすることはなかなかできないよ。

 

正しくできているかどうかはコーチャーに

チェックしてみてもらってくださいね。
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