競技会でベテランの余裕なテクニックを見た

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先日の競技会で僕は審査員だった。

審査員席は本部席の端の方ににある。

 

僕は一番端の椅子に座ってた。

ここからはフロアが良く見える。

 

自分の審査担当じゃない部門の時は

競技会をのんびり見てたよ。

 

シニアスタンダード戦の時。

あるカップルが他のカップルとぶつかった。

 

競技会でぶつかるのは良くある話。

 

まだ競技会に出始めたばかりの

選手だと、そこで動けなくなっちゃう。

 

行きたい場所があっても、進行方向に

他のカップルがいたら動けなくなっちゃうんだよね。

 

もぞもぞしてるうちに形が崩れて

しまって、残念な結果になることもある。

 

でも、そのカップルはベテランカップル。

ダンス歴も長く、競技会歴も長い。

 

ぶつかった後、進行方向に他のカップルが

数組いるのを確認した後、パッとホールドを

離したんだよね。

 

そして普通にトコトコと横に3メートルくらい

移動して、誰もいない場所を確保した。

 

パートナーも何も動じる様子もなく、

普通にリーダーについて歩いて行って、

そこでまた組み始めた。

 

周囲に誰もいない場所だったから、

そこから二人は伸び伸びと踊っていたよ。

 

あまりにも自然な動きだったので、

「うわ~、すごいな!」って感心しちゃった。

 

さすがベテラン選手。余裕があるよね。

 

競技会でホールドを離すのは悪いことじゃないよ。

減点対象になんかならない。

 

混んでいて踊る場所が無い場合は、空いている

場所に向かって普通に歩いて行っても全然問題ない。

 

むしろ、人ごみの中でゴチャゴチャ動いて

行くよりも、自分が踊れる場所を確保して、

しっかりと踊った方が絶対に良く見えるよ。
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