社交ダンス(ボールルームダンス)で
ラテンをかっこよく踊るためのコツは、
リズムと立ち方です。
リズムは種目によって特性があり、
ルンバならゆったりとした流れのあるリズムで、
チャチャチャはキレのあるリズム、
サンバならバウンスのあるリズム、
パソドブレは力強いリズムです。
今回はリズムダンスとして人気が高い
チャチャチャを例に出して解説しますね。
チャチャチャのリズムは
1234&1234&1234&・・
となっていて、4&1の部分が特徴的で、
見せ場になります。
4&1の部分を「チャチャチャ」と言って
踊る人もいるよね。
その中でアクセントがあるのが
カウント1の部分なので、
1で決めポーズができればGOODです。
ちょっとこの動画を見てみよう。
女性が手をパッとあげる最初のシーン。
この手を上げる部分のカウントが1です。
音にピッタリと合っているよね。
力強いアクセントがついていて、しっかりと
ポーズが決まっているでしょ?
次は27秒くらいで、女性がスピンをして
男性の方に近づき、振り向きざまに左ひざを
上げるポーズ。
これもカウントの1で作ってます。
チャチャチャはカウントの1で
ポーズを決めることができると
カッコよく見えるね。
ではどうやってポーズを決めるのか?というと、
脱力をすることがポイントになります。
ポーズを作る前に力を抜いて、
ポーズを作る瞬間にグッと力を入れます。
早く動くためにはどれだけ無駄な力を
抜くことができるかにかかってます。
力を抜いて、手を振り出してみよう。
その時に「シュッ!」とか「サッ!」
とか効果音を付けると、早く出せるようになるよ。
力を抜いたり入れたりすることで
キレのある動きができるようになります。
次にカウントの「4&」の部分について説明するよ。
「4&」はもともと「4」の1拍あった音を
半分に分けて2つにしたものです。
つまり4&は半拍の音が2つってことです。
言い換えると4&1の部分は「QQS」となります。
4&の部分はQQなので、体重移動を早く
することがポイントです。
フットスピード(足を出す速さ)を早くして、
小刻みにリズミカルに踊りましょう。
4&の部分は早く踊って、1の部分は
1拍分の長さをしっかりと使います。
そうすることでリズム感が出てくるんだね。
もう一つ大事なのが立ち方。
立ち方についてはまた明日です。