昨日の続きです。
社交ダンスの種目の中ではワルツが
一番リズムがとりやすいと思うよ。
なぜなら3拍子で、どれも均等なリズムだから。
「123」「123」「123」という
カウントで、全て音の長さが同じです。
カウント1・・・1拍
カウント2・・・1拍
カウント3・・・1拍
だから、123に合わせて一定のテンポで
足を出していけば音楽に合わせられるんだよ。
まずはこの感覚をつかむところから始めよう。
123123123・・均等なタイミングで。
ワルツのステップの中には、
たまに「12&3」という風に「&」カウントが
出てくる。シャッセを踊る時とか。
この「&」カウントは「2」のカウントを
半分にしたものと考えて欲しい。
「2」はもともとは4分音符1個なんだけど、
8分音符2個に分けてるのね。
拍数で説明すると
1・・・1拍
2・・・半拍
&・・・半拍
3・・・1拍
になる。
合計で3拍になるので、ちょうど1小節分です。
音の収支決算は合います。
半拍というのは0.5拍ということで1拍の半分。
ってことは、体重が乗っている時間も半分だから、
1拍の部分よりも早く足を動かす必要がある。
「2」と「&」の2つの動作をして1拍分になればOK。
ここまで大丈夫?
そんなに難しい事じゃないから、
落ち着いて考えてみてね。
1拍と半拍の違いが分かれば、他の種目でも
音楽に対応できるようになるよ。
ワルツのリズムが均等なのに対して、
他の種目は均等じゃない。
タンゴ、スローフォックストロット、
クイックステップは
S(スロー)とQ(クイック)と&(エンド)
という3つのカウントが出てくる。
S(スロー)は2拍
Q(クイック)は1拍
&(エンド)は0.5拍
ほとんどのカウントがSとQで「&」が
出てくるのはたまにです。
「Sが何歩目に出てくる」というルールは
なくって、ステップによってSカウントの場所は様々。
だからステップごとにカウントを覚える必要があるよ。
以上の事からワルツが一番音楽が簡単。
123、123、123と同じリズムで
合わせて足を出していけば音楽に合うからね。
まずはワルツでしっかりと
音楽を取れるようになろう。
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