社交ダンスでは、ネックを回したり、
ネックの向きを変える、等のいわゆる
「ネックチェンジ」という動作があります。
個人的にはネック(首)というよりも「顔」と言ったほうが
ピンとくるんだけどなぁ・・・
だって「首」の向きって冷静に考えると
ちょっと不思議じゃない?
ま、それは横においといてっと。
すごくシンプルなネックチェンジといえば、
タンゴのプログレッシブリンクです。
上手な女性はこのネックチェンジが「ピシっ」と
決まります。
かっこいいですよね~。
どうやってピシっと決めるんでしょうか?
答えは
あっちむいてホイです。
あっちむいてホイの時に、
「よーし、床を感じて、そのエネルギーを
体を通して上げて行くぜ!そして最後に首に到達した
時に顔の向きを変えてやる!」なんて考えないでしょ?
そんなこと考えているうちに、
ハリセンでぽかんと叩かれちゃうよ。
シンプルに顔の向きをヒョイって変えるはず。
もうちょっと具体的に言えば、鼻の向きを変えるだけ。
社交ダンスも同じです。
鼻先の向きを変えるだけでいいんです。
それが一番早いネックチェンジ。
だって、最短コースで顔の向きがかわるでしょ?
無駄がない。だから早い。だからブレない。
だからピシっと決まる。
シンプルです。