社交ダンスは床からのエネルギーを
使って踊ります。
床を押すことで動くエネルギーを得ているわけです。
無重力空間では動くことができないよね。
踊り始めるときは床を押して体を引き上げて
踊りだせる状態を作ります。
体を引き上げることは大事なんだけど、
引き上げようとしすぎて床から浮いちゃうことない?
浮くといっても実際に空中に浮くわけじゃないよ。
僕はたまに空中に浮かんで飛ぶ夢を見るんだけど・・
関係ないね(笑)
浮くっていうのは重心が上がりすぎて
床を踏めなくなる状態。
床を踏めなくなると思ったように
動けなくなってしまう。
タイヤが空回りしているような状態です。
動こうとしているのに思ったように体が進まない。
動きづらいし苦しい。
踊るためには体を引き上げることが必要なんだけど、
上げようとして重心が上がりすぎちゃと
「浮いた状態」になってしまう。
浮いた状態を回避するためには発想を変えること。
上がだめなら下に行こう。
そう。
下に伸びる。
頭の位置を変えずに首から下を床の方に伸ばしてみる。
ボディ、脚を下に下に伸ばしていく。
すると面白いことに。
床をしっかりと踏む感覚がわかってくる。
足の裏に意識が行って床を感じられるようになるのね。
さらにバックバランスになりづらい
というメリットもある。
下に行っているけれど体を伸ばしているから
結果的には引き上げているのと同じだよ。
ただ、アプローチが違うだけで。
踊っているとき、床を感じることができると
体を思い切り使うことができる。
自分の体が踊りやすい体になってくるのね。
今日もハッピーダンシング^^